「たまたまです」山川穂高6年ぶりの4戦連発 ソフトバンク、18安打14得点の圧倒で7カード連続勝ち越し

AI要約

ソフトバンクが楽天を圧倒し、14-4で勝利。山川の4試合連続本塁打も見られた。

今宮が4安打2打点の大活躍を見せ、チームは7カード連続勝ち越しを達成。

小久保監督は疲労を考慮し、次の戦いに向けて選手の起用に配慮する姿勢を示した。

「たまたまです」山川穂高6年ぶりの4戦連発 ソフトバンク、18安打14得点の圧倒で7カード連続勝ち越し

 ◆ソフトバンク14―4楽天(12日、みずほペイペイドーム)

 スコアボードには大きな数字が刻まれた。18安打14得点で楽天を圧倒。初戦黒星からの連勝で7カード連続勝ち越しを決め、貯金を最多の33に増やした。小久保監督は「初回、2回と緩めることなく。今日はゆっくりしていました」と柔和な笑みを浮かべた。

 初回、牧原大成、今宮健太の連打からチャンスをつくり山川穂高が先制の遊撃適時内野安打を放った。この一打を皮切りに次々とタイムリーが飛び出した。今宮は4安打2打点の大当たり。「毎打席、しっかりと次につなごうと思って打席に入っている。今日に関してはいい結果が出た」とうなずいた。

 5回までに13得点で試合を決めると、大砲が一発で締めくくった。7回一死。山川が楽天3番手の高田から左翼テラス席へ23号ソロ本塁打をマークした。西武時代の2018年以来、2度目の4試合連発。「詰まり気味だったけど、うまく押し込めた。良いバットの入れ方ができた。(4戦連発は)たまたまです」と満足そうに振り返った。

 真夏の9連戦は最初のカードで勝ち越し。デーゲームを終えると、急ぎ足で空路都内へと向かった。小久保監督は「(13日から西武戦の)ベルーナドームは暑さが予想されるのでうまく休ませながら。疲労をなるべく蓄積させないような選手起用をしていきたい」と説明した。大勝で気分よく次なる戦いへと向かう。(小畑大悟)

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