ブレントフォード、カルヴァーリョの獲得を発表! 同選手は移籍の理由を語る「自分を必要としてくれるクラブに…」
ブレントフォードは、リヴァプールからポルトガル人MFファビオ・カルヴァーリョを獲得した。
カルヴァーリョは若手有望株であり、これまでフラムやリヴァプールでプレーしてきた。
移籍金やセルオン条項も含め、移籍に関する詳細が公表された。
ブレントフォードは現地時間8月12日、リヴァプールからポルトガル人MFファビオ・カルヴァーリョを2029年6月までの5年契約と1年間の契約延長オプションで獲得したことを発表した。
現在21歳のカルヴァーリョは名門ベンフィカの下部組織出身だ。2014年7月にフラムの下部組織へ移籍し、2020年9月にトップチームデビューを果たし、2021-22シーズンには当時チャンピオンシップに所属していたフラムの優勝に貢献した。
2022年7月、フラムからリヴァプールに移籍し、2022-23シーズンはリヴァプールで公式戦20試合に出場して3ゴールという成績を残した。昨シーズンはRBライプツィヒとハル・シティへのローン移籍を経験し、今年6月にリヴァプールに合流していた。
新シーズンに向けたプレシーズンマッチでは、アルネ・スロット新監督のもとでプレシーズンマッチ3試合に出場していたが、カルヴァーリョはブレントフォードに移籍することとなった。
ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は2750万ポンド(約52億円)であり、このうち、リヴァプールへ支払われることとなる17.5パーセントのセルオン条項が含まれているようだ。
なお、セルオン条項とは、カルヴァーリョが将来的にフラムから他クラブへと移籍した際に、移籍金の17.5パーセントの金額がリヴァプールに支払われるという条項だ。
カルバーリョは、ブレントフォード公式サイトを通じて移籍について語った。
「すばらしい気分だ。とても温かく出迎えてもらったし、この移籍の実現に関わってくれたすべての人に感謝したい。トーマス・フランク監督と最初に話したときから、フランク監督のもとで、このクラブでプレーすることを魅力的に感じた」
「いまはただ、世界最高のリーグでフットボールをプレーしたいと思っている。選手として自分を必要とし、愛されるクラブに行きたかった。これがブレントフォードに移籍した理由だよ」