リヴァプール、今夏復帰のF・カルバーリョをブレントフォードに売却へ 移籍金は最大50億円以上か

AI要約

リヴァプールは、若手アタッカーのファビオ・カルバーリョをブレントフォードに売却することで合意した。

移籍金は2000万ポンドで最大750万ポンドのボーナスが組み込まれ、17.5パーセントの売却条項も付帯する。

F・カルバーリョはハル・シティでの活躍が認められ、リヴァプールが得た利益の20パーセントはフラムに支払われる。

新監督アルネ・スロットはF・カルバーリョを左WGで起用する方針だが、本人は10番のポジションが得意であることを強調している。

交渉によりブレントフォードへの移籍が決定したF・カルバーリョは、リーグ戦昇格チームからの関心もあったがリヴァプールを選択。

クラブと選手の意向の違いが、完全移籍の流れに繋がった。

リヴァプール、今夏復帰のF・カルバーリョをブレントフォードに売却へ 移籍金は最大50億円以上か

リヴァプールは若手アタッカーのファビオ・カルバーリョをブレントフォードに売却することで合意したようだ。イギリス『BBC』が伝えている。

移籍金は2000万ポンド(約37億円)で最大750万ポンド(約14億円)のボーナスが組み込まれ、17.5パーセントの売却条項も付帯するようだ。

リヴァプールは2022年の夏にフラムから500万(約9億7000万円)ポンドでF・カルバーリョを獲得。その際の契約でフラムは、20パーセントの売却条項を設定していたため、今回の移籍でリヴァプールが得た利益の20パーセントを受け取ることになるという。

昨シーズンの前半戦、RBライプツィヒへレンタル移籍していたF・カルバーリョは出場機会を得られず、シーズン後半戦はチャンピオンシップ(イングランド2部)のハル・シティに活躍の場を移した。ハル・シティでは公式戦20試合で9ゴール2アシストを記録し、存在感を示した。

今シーズンより就任したアルネ・スロット新監督は、復帰したF・カルバーリョを左WGで起用。しかしながらF・カルバーリョは、10番の位置でのプレーを得意しており、プレシーズン中に次のように語っている。

「僕たちはそのこと(起用ポジション)について話し合い、監督は僕にウィングで落ち着くように言った。しかし、僕は1番得意なプレーをできるポジションを知っているし、それは10番だと感じている」

「しかし彼のためにできる限り頑張りたいし、彼は良い指示をしてくれる。トレーニングでは刺激を感じており、僕に自身を与えてくれるんだ」

今夏の移籍市場で、今季のプレミアリーグ昇格チームからも関心を寄せられていたF・カルバーリョ。リヴァプールはサウサンプトンから1500万ポンド(約28億円)のオファーを受け取るも、拒否していた。ブレントフォードからより良いオファーを提示されたことや、本人とスロット監督の起用方針の違いが、完全移籍の経緯となりそうだ。