ショートゲームでスコアメーク 3Iの刻みも光った米澤蓮の14本

AI要約

米澤蓮が2打差2位から出た横浜ミナト チャンピオンシップで優勝し、5月以来のツアー2勝目を挙げた。

ショートゲームが光り、7バーディを決めて22アンダーで優勝。特に6番と16番がキーポイントだった。

米澤は慎重なマネジメントで臨み、3Iを多用するなど冷静なプレーが光った。

ショートゲームでスコアメーク 3Iの刻みも光った米澤蓮の14本

◇国内男子◇横浜ミナト チャンピオンシップ ~Fujiki Centennial~ 最終日(11日)◇横浜CC(神奈川)◇7207yd(パー71)

2打差2位から出た米澤蓮が「64」で回り、通算22アンダーで5月「中日クラウンズ」以来のツアー2勝目を挙げた。

最終日にボギーなしの7バーディと伸ばした優勝争いで、ショートゲームが光った6番と16番をキーポイントに挙げた。6番は10ydのバンカーショットを直接カップに入れてバーディ。16番はラフからの2打目をグリーン右サイドに外し、微妙な距離のパーパットを沈めて流れを切らさなかった。「厳しいパーパットを入れたので、17番のバーディにつながった」と振り返る。

もともと、スコアメークのためにショートゲームに重きを置き、練習場でも1Wを打つ割合は少ないタイプ。毎日晴れの予報が出ていた今週は、フェアウェイが硬くしまってランが出ることを考慮し、いつも以上に慎重なマネジメントで臨んだ。

「風とピン位置を見ながら刻むなら刻む」と、ティショットで多用したのは3I(タイトリスト U505 ユーティリティアイアン)。チャンスホールの14番(パー5)は、予選落ちだった昨年大会で回ったときにあまり相性が良いイメージがなかったという。

「ポジティブな感触がなかったホールはしっかり刻むようにした」と予選2日間は3I、決勝ラウンドは1Wを握って4日間で3バーディを奪取。「獲りたいホールではあるけど、飛距離で攻めるのではなく、しっかり自分のゲームプランを心がけた」と冷静なジャッジが光った。

<最終日のクラブセッティング>

ドライバー:タイトリスト TSR2(11度)

シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLACK(長さ45インチ、重さ60g台、硬さX)

グリップ:ゴルフプライド ニューディケード・マルチコンパウンドMCC

フェアウェイウッド:キャロウェイ パラダイムトリプルダイヤモンド 3HL(16.5度)

シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLACK(重さ70g台、硬さX)

フェアウェイウッド:タイトリスト TSR2(18度)

シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLACK(重さ70g台、硬さX)

ユーティリティ:タイトリスト U505 ユーティリティアイアン(3番)

シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド AMT ツアーホワイト(X100)

アイアン:タイトリスト T200(4番)

シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド AMT ツアーホワイト(X100)

アイアン:タイトリスト T100(5-9番)

シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド AMT ツアーホワイト(X100)

ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM10(46、52、58)

シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド EX

パター:スコッティキャメロン TG6.2 プロトタイプ

ボール:タイトリスト PRO V1x