阿久津未来也、通算17アンダーで首位 祖父の誕生日「いいプレゼントになったかな」【ゴルフ】

AI要約

男子ゴルフ横浜ミナトチャンピオンシップ第3日の概要。首位は阿久津未来也が通算17アンダーで、2位は米沢蓮が通算15アンダー。

阿久津未来也は礼儀正しさで知られ、悲願の初勝利に向けて好調。父方の祖父の誕生日に64の好スコアをマーク。

シード4季目の阿久津未来也は最終日最終組に進出。コンディションがよくなってきたと感じ、自らにプレッシャーをかけて臨む。

阿久津未来也、通算17アンダーで首位 祖父の誕生日「いいプレゼントになったかな」【ゴルフ】

◇10日 男子ゴルフ 横浜ミナトチャンピオンシップ第3日(横浜市、横浜CC)

 ツアー未勝利の阿久津未来也(29)が7バーディー、ボギーなしの64で回り、通算17アンダーで首位に立った。今季の中日クラウンズを制した米沢蓮(25)=ティ・エム・プラテック=が6つ伸ばして通算15アンダーで2位。岩田寛(43)と前日首位の李尚熹(イ・サンヒ、韓国)が通算13アンダーで3位に並んでいる

 ツアーの中でも礼儀正しさで知られ、今季はジャパンゴルフツアー選手会の副会長と広報委員を務めている阿久津が、悲願の初勝利に近づいた。68だった前日は風にほんろうされたというが、第3Rは安全性を重視した正確なショットを取り戻して、7バーディー、ボギーなしとほぼ完ぺきな内容。初日に続く64をマークした。

 この日は、ゴルフを始めるきっかけを与えてくれた父方の祖父・実さんの85歳の誕生日、「この暑さで、(住んでいる)栃木から会場に来てもらうことは難しかったけれど、いいプレゼントになったかな」という。

 シード4季目だが、前半戦は予選落ち6度と、思うような成績を残せなかった。しかし、最近は「ようやく感触がよくなってきた」と言い、今大会前は知人らに「優勝するから」と連絡して自らプレッシャーをかけた。最終日最終組は初めて。「明日はスタートから気持ちで負けないようにしたい」と気合を込めた。