【K-1】無差別トーナメント最終予選にシナ・カリミアン、K-Jee、谷川聖哉、山口翔大がチャレンジ=10・5大阪

AI要約

2024年10月5日にエディオンアリーナ大阪で行われる『K-1 WORLD GP 2024』の記者会見が開催された。

今大会では、12月14日に東京で行われる『K-1 WORLD GP 2024』決勝ラウンド進出を懸けたワンマッチ4試合が行われる。

残る4枠を巡る争いで、シナ・カリミアン、K-Jee、谷川聖哉、山口翔大のファイターが選抜され、決勝進出を目指す激しい戦いが繰り広げられる。

【K-1】無差別トーナメント最終予選にシナ・カリミアン、K-Jee、谷川聖哉、山口翔大がチャレンジ=10・5大阪

 2024年10月5日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 WORLD GP 2024』の記者会見が、8月9日(金)都内にて行われた。

 今大会では、12月14日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2024』決勝ラウンド進出を懸けてのワンマッチ4試合が行われる。

 昨年の無差別級GP優勝者リュウ・ツアー(中国)、6・29サラエボでの東欧予選優勝者ミロス・ツヴェチカニン(セルビア)、7・27シチリアでの西欧予選優勝者リース・ブルーデネル(イギリス)の決勝ラウンド進出が決まっており、8月24日にはブラジルで南米代表が決定。

 残る4枠が今大会で争われる。出場が決定したのは初代&第3代K-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)、第2代K-1 WORLD GPクルーザー級王者K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)、谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、山口翔大(GENESIS)の4名で対戦相手は未定。6月、7月、8月の各予選で活躍したファイターまたはそれ以外のファイターから選抜される。

 この4名が選抜された理由を宮田充Krushプロデューサーは以下のように説明した。

「シナ選手は3月の試合を終えた時点で今度どうやって行くか話をしたところ、90kgではなくリミッターを外して無差別にトライしてみたいとのことで決定。

 山口選手は7戦無敗で、空手時代に多数の優勝経験がある。7月にホーストカップで90kgの試合をして勝っています。彼が大阪府出身で地元で行うこともあるし、トライしてみないかとアプローチしました。

 谷川選手は75kgでの試合を終えて、今後どう進めていくかとの話をしたところ本人は無差別に挑戦したいと。ただし、クルーザー級ワンマッチが8月18日のKrushで決まっています。75kgから上げていく段階で85kgでやると。そこで勝負を落とす、または怪我をしてしまった場合は10月は難しくなるかもしれないがしっかり勝って10月に進んでもらいたい」

 会見に出席した谷川は「75kgまで下げて迷っていた時期もありましたが真剣に考えて、僕はヘビー級のK-1を見て育っていますし、低い階級の選手には誰でもなれる。僕らは点に目グランれたもの、神に選ばれた階級だと思うのでそれを捨てるのは違うと思いました。デカくて強いのが一番。はやttにのは日本人で勝てる選手がいないから。8月にRUI選手に勝って日本のエースとして突き進んで行きたい。半年間、死に物狂いでやります」との決意を語る。

 山口は「子供の頃から親父にフランシスコ・フィリォ選手の試合映像を見せられて、デカいやつが一番強いんやと映像を見させられながら無理やり飯食わされて。身体を大きくして重量級で勝負するんやということで空手を頑張ってきました。この度、K-1の無差別のトーナメントがあるってことでずっと春頃から口説かれていまして、これは覚悟を決めるしかないと腹を決めました。大博打ですけれど、日本人として初めての王者を目指して頑張ることになりました。僕は無差別の中では身長も体重も小さい方だと思いますけれど、僕がやっていたフルコンタクト空手には海外勢と戦ってきた長い歴史があるので、K-1の舞台にも通用できるようにアジャスト出来たらなと思っています」と空手の経験を活かして海外のヘビー級選手に勝ちたいとコメント。

 K-Jeeは「我々が子供の頃に見て憧れていたのは重量級のK-1 WORLD GPなので。やっとその憧れたところに立てるというか。夢がまたひとつ叶えられるチャンスが来たと思ってワクワクしています。ファイナルで夢を叶えられるよう精一杯頑張りたい」と挨拶。

 カリミアンは「今までこんなに練習したことは無いです。準備万端で相手が誰であろうがKOして必ず東京でチャンピオンになります」と意気込んだ。