レッドソックス主力デュラン外野手、同性愛者を侮辱して2試合出場停止処分「黙れ、××野郎」

AI要約

メジャーリーガー、ジャレン・デュラン外野手が同性愛者を侮辱する言葉を発し、2試合の出場停止処分を受ける。

デュランは相手ファンに侮辱的な言葉を発し、球団は2試合分の給料を同性愛者団体に寄付することを決定。

デュランは今季活躍中の選手であり、オールスターにも選出されるなど注目の存在である。

レッドソックス主力デュラン外野手、同性愛者を侮辱して2試合出場停止処分「黙れ、××野郎」

 大リーグ機構とレッドソックスは12日(日本時間13日)、同球団に所属するジャレン・デュラン外野手(27)が客席のファンに対して同性愛者を侮辱する言葉を発したとして2試合の出場停止処分を科したと発表した。この日の本拠地でのレンジャーズ戦から適用される。球団は、デュランの2試合分の給料を、同性愛者の家族らの団体「PFLAG」に寄付することも合わせて発表した。

 デュランが問題行動を起こしたのは11日(同12日)の本拠地でのアストロズ戦。6回の打席の途中で客席からやじを飛ばしたファンに対し「黙れ、××野郎」といった意味の言葉を発したという。試合後にはSNSで不適切な言動をしたとして謝罪したが、問題はおさまらなかった。

 メジャー4年目のデュランは今季、打率2割9分1厘、14本塁打、58打点、29盗塁と活躍し、初めてオールスターに選出。ここまでの打席数は541でア・リーグトップ、36二塁打、13三塁打も同トップとなっている。