「経験がものを言う」巨人・阿部監督 “3番”にベテラン・坂本勇人を起用した意図

AI要約

巨人は5人の投手による完封リレーで1点差ゲームをものにし、3連勝となりました。

山崎伊織投手の熱投で巨人が後半戦初勝利を挙げました。阿部慎之助監督は山崎投手を称賛しました。

坂本勇人選手が急遽3番に入り、経験と実績を生かしてチームを引っ張っています。打線全体の固定とチャンスへの意識が重要です。

「経験がものを言う」巨人・阿部監督 “3番”にベテラン・坂本勇人を起用した意図

◇プロ野球セ・リーグ 巨人1-0阪神(12日、東京ドーム)

巨人は5人の投手による完封リレーで1点差ゲームをものにし、3連勝となりました。

先発マウンドに上がった山崎伊織投手は、6回2/3を121球無失点の熱投で、後半戦初勝利となる今季8勝目を挙げました。試合後、阿部慎之助監督は「最初から飛ばしてくれていたのは分かりましたし、球数も増えてくる中で最後あそこまでいってくれるとは思っていなかったので、チームにとって素晴らしいピッチングでした」と山崎投手を称賛しました。

そして、長らく“3番”を担ってきたヘルナンデス選手が11日に左手首を骨折し戦線離脱となったことを受け、この試合の“3番”には坂本勇人選手が入りました。この日は3打数ノーヒットだった坂本選手ですが、通算では2388安打を記録しているベテラン。今月の月間打率も3割を超えていて、終盤に向けて調子を上げてきています。

阿部監督は「そうするしかないのかなという感じですし、3番を打てそうな人が(坂本選手しか)いない。経験がものを言うし、あれだけ打ってる選手なので」とコメントしました。

打線については「上位は固定して、下位はみんなチャンスだと思ってチャンスをつかんでほしいと思います」と語りました。

13日以降に向けては「明日もロースコアになると思うので、みんなで我慢して、取れる1点を取って勝ちたいと思います」と意気込みました。