攻守の柱が自打球直撃…ソフトバンク今宮健太「痛みは残っているけど大丈夫」 もう一度ホッとした試合後の言葉

AI要約

ソフトバンクが5-2で楽天を下し、試合を辛勝で終える

投手陣の一部に課題が残る中、今宮の負傷からの復帰が注目される

今宮の怪我が深刻でないことが確認され、チームは安堵する

攻守の柱が自打球直撃…ソフトバンク今宮健太「痛みは残っているけど大丈夫」 もう一度ホッとした試合後の言葉

 ◆ソフトバンク5―2楽天(11日、みずほペイペイドーム)

【名物記者コラム/#好球筆打】

 何とか勝った。5―0で迎えた9回。3番手津森の乱調で、抑えの松本裕を投入するはめに。最後は3点差で逃げ切ったが、1死も奪えずに2失点で降板となった津森について、小久保監督は当然ながら手厳しかった。

 「(スコアが)5―0で2回連続やね。あの姿ではちょっときついかなと思うので、もう一回倉野(投手)コーチと(今後について)話してね」

 実際、5点差の9回に1死も奪えず3失点降板したのは前々回登板のロッテ戦だったが、それだけ状態の悪さが目につくということだろう。結果的にチームが辛勝となっただけに無理もない。

 それ以上にこちらがヒヤリとしたのは、7回の今宮だ。変則左腕弓削との対戦で、1ボール2ストライクからの内角カットボールに手を出すも、打球は左膝上部を直撃。あまりの痛さに顔をゆがめてその場に座り込んだ今宮の姿を見た時は「プレー続行は厳しいかな」と強い心配を覚えた。

 しかし、実際に直撃したのは左太もも下部だったようで、最後までプレーした姿を見て安心した。試合後も「痛みは残っているけど、大丈夫です。もう少し下に当たってたら危なかったけど」とケロリとしていた。その言葉を聞いて、もう一度ホッとした。今のチームから攻守の柱でもある今宮に戦列を離れられると、痛恨の極みでしかない。大事に至らず、本当に良かった。(石田泰隆)

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