菊池雄星が勢いを呼んだ! トレード入団会見からアストロズ10戦7勝、今季最多の貯金7で地区首位に返り咲き
アストロズがレッドソックスを大差で破り、3連勝して4連勝に勢いづき、7勝の最多貯金を記録。
菊池雄星投手がチームに勢いをもたらし、新天地デビューから素晴らしい成績を残している。
アストロズの強打線とエスパーダ監督のコメントが注目されている。
◇11日(日本時間12日)MLB レッドソックス2―10アストロズ(ボストン)
アストロズは敵地のレッドソックス戦に大勝し、3連戦を3連勝『スイープ』。5連勝で今季最多の貯金7(62勝55敗)とした。Rソックスの吉田正尚外野手(31)は地元のアストロズ戦で3打数1安打、1打点。チームは今季ワーストタイの4連敗を喫した。
菊池雄星投手(33)がチームに勢いを呼んでいる。ブルージェイズからトレード入団会見した7月31日以来、チームは10戦7勝。それ以前の9戦6敗のプチスランプを脱出し、ア西地区の単独首位に返り咲いた。
菊池自身も2日(対レイズ)にメジャー新記録の「新天地デビュー登板で8者連続奪三振」を達成するなど、先発2試合で19奪三振、1勝0敗、防御率3・27。チームは2試合とも勝利を収めている。次回先発予定は13日(同14日)、敵地フロリダ州セントピーターズバーグでのレイズ戦だ。
この日の大リーグ公式サイトは「『Watch out(気を付けろ)』。アストロズが(Rソックス本拠地球場)フェンウェイパークでのビッグな週末に爆発」のタイトルで特集。エスパーダ監督は「いい感じだね。シーズン終盤に強いブレグマンが乗ってきた。後ろを打つのはヨルダン(アルバレス)だし、彼を歩かせればディアスが大きな一打を打つ。『気を付けろ』だな」と高笑いした。(写真はAP)