大谷翔平は「少しやりすぎなところがある」得点圏で打ち損じる打撃状態にドジャース監督が言及

AI要約

大谷翔平投手は6打数1安打で得点圏でのチャンスを生かせず、チームはパイレーツをサヨナラ勝ちで3連勝した。

ロバーツ監督は打撃面で大谷に課題を指摘し、チームは3連勝で2位との差を広げたが、さらなる改善が必要と語った。

8月に入って打率が低下している大谷だが、チームは粘り強いプレーで連勝し、頂点を目指して進む意気込みを示した。

<ドジャース-パイレーツ>◇10日(日本時間11日)◇ドジャースタジアム

 ドジャース大谷翔平投手(30)が6打数1安打で、得点圏に走者を置いて4度凡退したが、チームはサヨナラ勝ちで3連勝を飾った。パイレーツ3連戦に3連勝。スイープに成功した。

 大谷は2回1死二、三塁から中飛、4回1死二、三塁から一ゴロ、8回1死二塁から遊飛、10回1死一、二塁から三邪飛に倒れ、いずれも得点のチャンスを生かせなかった。

 ロバーツ監督は大谷の打撃について「得点圏で少し打ち損じている。ちょっとスイングが大きいかもしれない。打点を挙げるのに、ある時は、外野フライでよく、本塁打でなくてもいい。打つべきボールをミスしているということは、スイングに関して少しやりすぎなところがあるのだろう」と語った。

 8月は9試合で打率1割7分1厘。今季は3割をキープしていたが、2割9分8厘となった。それでもチームはパ軍を相手に粘り勝ち、3連勝。2位パドレス、ダイヤモンドバックスとのゲーム差を3・5とした。ロバーツ監督は「我々にとって非常に大きい。この3連戦のシリーズに勝ったが、頂点になるために、もっとよくならないといけない。選手達も理解している」と気を引き締めた。