やり投げ北口榛花&ブレイキンShigekixが日本の旗手 2人で日の丸を掲げ笑顔、パリ五輪閉会式で大役

AI要約

パリ五輪は11日、スタッド・ド・フランスで閉会式が行われた。日本の旗手は北口榛花とShigekixで、笑顔で入場した。

北口はやり投げで金メダルを獲得し、20年ぶりの快挙を達成した。Shigekixはブレイキン競技で4位になりながらも見事なパフォーマンスを披露した。

パリ五輪は日本選手にとって多くの感動と記憶に残る大会であった。

 パリ五輪は11日、スタッド・ド・フランスで閉会式が行われ、17日間にわたる大会のフィナーレを迎えた。日本の旗手は陸上女子やり投げの金メダリスト・北口榛花と、ブレイキン男子に出場した半井重幸(ダンサーネーム:Shigekix)が務めた。

 開会式ではまず各国の旗手が入場。北口とShigekixは赤のJAPANシャツを着用。2人で日の丸を掲げて入場した。大観衆が見つめる中、笑顔で会場の雰囲気を楽しんでいた。

 北口は10日の決勝で1投目に65メートル80をマーク。マラソン以外の陸上女子種目では初の金メダルという快挙を成し遂げた。日本陸上界にとって2004年アテネ五輪の男子ハンマー投げ・室伏広治、女子マラソン・野口みずき以来、20年ぶりの頂点だった。

 パリ五輪で初めて実施されたブレイキンに出場したShigekixは、開会式でも女子フェンシングの江村美咲とともに旗手を務めた。競技では惜しくも4位だったが、見事なパワームーブやフリーズを次々と披露。見るものを魅了していた。