北口榛花「テレビで見ていてやってみたい、やったー!」“勝利の鐘”に笑顔
北口榛花選手が女子やり投げで日本女子初の金メダルを獲得しました。一投目で65m80のビッグスローを決め、トップスタートを切りました。
ライバルたちを抑え、最終的に金メダルを獲得した北口選手は、試合後に『勝利の鐘』を鳴らしました。
インタビューで北口選手は『勝利の鐘』を鳴らしたことについて喜びを語り、自身の夢を叶えたことを嬉しそうに話しました。
◇パリオリンピック2024 陸上 女子やり投げ 決勝(大会16日目=日本時間11日、スタッド・ド・フランス)
女子やり投げでは、北口榛花選手がフィールド種目で日本女子初の金メダルに輝きました。
決勝最初の投てきで、いきなり65m80のビッグスロー。シーズンベストでトップ発進となります。その後はライバルたちがこの記録を上回れず、頂点に立ちました。
最終投てきを終えると涙を流し、スタンドのコーチらと喜びを分かち合いました。
陸上競技では各種目で金メダルを獲得すると、競技場内に設置してある『勝利の鐘』と呼ばれる鐘を鳴らすことができます。
北口選手は、競技後、金メダリストしか鳴らすことができない鐘を、高らかに競技場に響かせました。
試合後のインタビューで、今大会日本人初となる『勝利の鐘』を鳴らしたことについて問われると、「ずっとテレビで見ていて、やってみたいと思っていたので、『やったー!』って思いながら鳴らしていました」と、笑顔で振り返りました。