性別騒動の台湾ボクサー 性別論争について「コーチから断片的にしか聞いていないのでよく分からない」

AI要約

性別騒動の渦中にいるパリ五輪ボクシング女子57キロ級台湾代表のリン・ユーチンが、ポーランドのユリア・シュレメタを破り金メダルを獲得。

リン・ユーチンとアルジェリア代表イマネ・ヘリフは昨年の世界選手権で性別適格検査不合格となったが、IOCは今大会への出場を認可。

ネット上での非難や中傷が起こる中、リン・ユーチンは性別論争にはあまり触れず、対戦相手に集中したと語った。

性別騒動の台湾ボクサー 性別論争について「コーチから断片的にしか聞いていないのでよく分からない」

 ◇パリ五輪第16日 ボクシング(2024年8月10日 ローランギャロス)

 性別騒動の渦中にいるパリ五輪ボクシング女子57キロ級台湾代表のリン・ユーチン(28)が10日、決勝でポーランドのユリア・シュレメタ(20)を5―0で破り、金メダルを獲得した。林は試合後「対戦相手のことに集中してきた」と話し、性別論争については「コーチから断片的にしか聞いていないのでよく分からない」と語るにとどめた。

 林は女子66キロ級金メダルのアルジェリア代表イマネ・ヘリフ同様、昨年の世界選手権では性別適格検査不合格となったが、国際オリンピック委員会(IOC)は今大会への出場を認可。2人の五輪出場を巡ってはネット上で非難や中傷が起こっている。