【ボクシング】性別騒動 ヘリフに続き台湾の女性選手も金メダル獲得

AI要約

パリ五輪のボクシング女子57キロ級で、林郁■が金メダルを獲得し、台湾ボクシング初の快挙を達成した。

林は男性ホルモンのテストステロンの数値が基準値を超えていたため、過去に失格処分を受けたが、IOCの判断によりパリ五輪出場が許可された。

台湾の林とヘリフの活躍により、注目を集める性別騒動に一石を投じる結果となった。

【ボクシング】性別騒動 ヘリフに続き台湾の女性選手も金メダル獲得

 パリ五輪のボクシング女子57キロ級で、性別騒動中の台湾・林郁■(りん・いくてい=28)もヘリフに続き優勝した。10日(日本時間11日)ポーランドのユリア・シェレメタに5-0で判定勝利した。林は台湾ボクシング初の金メダリストとなった。

 林はヘリフとともに、昨年インドで開催された世界選手権で男性ホルモンのテストステロンの数値が基準値を超えていたため、失格処分となっている。「XY染色体を持つ選手は女子の大会に出場できない」との理由だった。しかし国際オリンピック委員会(IOC)は「国際ボクシング協会(AIBA)の判断に過ぎない」と2人のパリ五輪出場を許可した。

 ※■は女ヘンに亭