プロでは大成しない…?高校通算ホームランランキング第10位(2)話題の”高校BIG3”だったが

AI要約

安田尚憲は履正社高で高校通算65本塁打を記録し、プロ注目のスラッガーとして期待を集めている。

過去の活躍やドラフト指名経緯、プロでの成績などを振り返りながら、安田選手の野球人生を紹介する。

今季はまだ本塁打がないが、過去の記録やプロでの活躍から、再び覚醒する日が来るのではないかと期待されている。

プロでは大成しない…?高校通算ホームランランキング第10位(2)話題の”高校BIG3”だったが

 第106回全国高等学校野球選手権大会が、8月7日に開幕。夏・王者をかけて出場49校がしのぎを削る。今大会も高校通算60発を超える宇野真仁朗(早稲田実)、高橋徹平(関東一)らプロ注目のスラッガーが登場する。特にここでは、現役プロ野球選手の高校通算ホームランランキングを紹介したい。

・出身地:大阪府

・投打:右投左打

・身長/体重:188㎝/95㎏

・生年月日:1999年4月15日

・経歴:履正社高

・ドラフト:2017年ドラフト1位

 高校通算65本塁打を誇る安田尚憲。履正社高時代は、清宮幸太郎(現・北海道日本ハムファイターズ)と並ぶスラッガーとして注目を集め、「東の清宮、西の安田」と称された。

 履正社高では、1年秋から主軸打者に抜擢された。2年夏の大阪府大会では4番に座り、2本塁打を放つなど打線を牽引。甲子園出場の原動力となった。

 3年春の甲子園では、打率.412(17打数7安打)、1本塁打の活躍で準優勝に大きく貢献。3年夏の甲子園出場は逃したが、U-18高校日本代表に選出され、国際大会でも結果を残した。

 2017年のドラフト会議では、外れ1位で3球団から指名を受け、抽選の末に千葉ロッテマリーンズ入り。高卒3年目の2020年に三塁のレギュラー格となり、2022年はシーズン終盤から4番に座り、打率.263、9本塁打と覚醒を予感させる数字を残した。

 昨季は自己最多の122試合に出場し、さらなる覚醒を予感させたが、今季はいまだ本塁打なし。高校通算65本塁打のスラッガーは、プロの壁を打ち破ることが出来るか。