【甲子園】前回コロナ辞退の宮崎商は16年ぶり初戦突破ならず、中京大中京に惜敗

AI要約

宮崎商は難敵の中京大中京に惜敗し、初戦で敗退。

投手戦で進行し、宮崎商の先発投手は力を発揮するも、相手チームに得点を奪われる。

打線は相手エースに苦戦するも、6回に同点、7回に勝ち越すも逆転されて敗戦。

<全国高校野球選手権:中京大中京4-3宮崎商>◇10日◇1回戦

 宮崎商は難敵の中京大中京に惜敗し初戦で散った。

 3回まで投手戦でお互い無得点で推移した。先発の上山純平内野手(3年)は1回先頭打者に最速145キロ更新するなど自慢の直球で押した。

 だが、4回に先制された。1死二塁から三盗を仕掛けられ、谷口真捕手(3年)が三塁悪送球して先手を取られた。その後も、2連打などで2死二、三塁とされて、投手内野安打でさらに1失点した。

 一方で、出場校中打率ワーストの打線は、相手エース左腕、先発中井遥次郎投手(3年)に苦しんだ。だが、150キロでマシン打撃の成果が出る。6回に1点を返してなお2死二塁。7番小倉侑大外野手(3年)が中越え適時三塁打で同点に追いついた。7回2死三塁、4番上山の左前打でついに勝ち越した。

 だが、上山が強力打線相手に踏ん張れず7回にも2失点して勝ち越され、途中降板した。

 新型コロナウイルスの影響で無念の辞退となった21年以来の甲子園だったが、08年以来16年ぶりの初戦突破はならなかった。