【甲子園】中京大中京が初戦突破 9年ぶり夏1勝 夏100戦目を白星で飾る

AI要約

中京大中京が宮崎商に勝利し、101年目の創部で9年ぶりの夏1勝を挙げた。春夏総合での歴代最多勝利を更新し、22年ぶりに1回戦突破を果たした。

試合終盤に杉浦正悦捕手と仲健太郎内野手の活躍で逆転勝利を収め、節目の夏100試合目を勝ちきった。

中京大中京の勝利により、愛知勢の期待が高まるとともに、高校野球選手権大会の注目が一層集まることだろう。

◆第106回全国高校野球選手権大会第4日 ▽1回戦 中京大中京4―3宮崎商(10日・甲子園)

 創部101年目の名門・中京大中京(愛知)が宮崎商に勝利し、9年ぶりの夏1勝を挙げた。この白星で歴代最多を更新する春夏137勝、歴代最多を更新する夏79勝をマーク。愛知勢は22年の愛工大名電以来、2年ぶりの1回戦突破となった。

 中京大中京は1点ビハインドで迎えた7回裏、2死一、三塁のチャンスをつくると、4番で主将の杉浦正悦捕手(3年)が左前に意地の同点打を放ち、試合を振り出しに戻した。続く5番の仲健太郎内野手(3年)が左前適時打を放ち、勝ち越しに成功した。

 中京大中京はこの試合が区切りの夏100試合目。節目の試合をしっかりと勝ちきった。