ドジャース・ベッツが13日にも右翼手として復帰へ 遊撃起用からロバーツ監督が方針転換

AI要約

左手の骨折で負傷者リスト(IL)入りしていたムーキー・ベッツ内野手が、IL明けに右翼手として復帰することが発表された。

ベッツは遊撃手としての試合数が多かったが、怪我からの復帰後は右翼手としてプレーする予定となっている。

チームでは他にも遊撃手の復帰や新しい獲得選手がおり、今後の布陣が注目される。

ドジャース・ベッツが13日にも右翼手として復帰へ 遊撃起用からロバーツ監督が方針転換

 左手の骨折で負傷者リスト(IL)入りしているドジャースのムーキー・ベッツ内野手(31)が、IL明けに右翼手として復帰すると、デーブ・ロバーツ監督が9日(日本時間10日)明らかにした。

 ベッツは昨オフに外野手から遊撃手に本格的に転向し、今季は遊撃手として65試合、二塁手として16試合に出場し、外野は1度も守っていなかった。6月16日のロイヤルズ戦で左手に98マイル(約158キロ)の直球を受けて骨折し、長期離脱。だが順調にリハビリを続け、12日(同13日)にも復帰する見込みとなっている。

 ロバーツ監督は7月30日の時点では「ベッツは遊撃手として復帰する見込みだ」と話しており、方針転換したかたちとなる。ただし「ムーキーは、チームにとってベストのことをするだろう」とも話していた。ベッツは遊撃手としては今季、米データサイト「ファングラフス」の守備指標UZRで-4.7、OAAで-5となっていた。

 チームでは、右前腕の張りで7月24日からIL入りしていた遊撃手ミゲル・ロハス(35)が7日に復帰。7月29日には21年に遊撃手としてゴールドグラブ賞に輝いたトミー・エドマン内野手(29)をカージナルスからトレードで獲得していた。