「最有力候補として…」元チェルシーの指揮官ポチェッティーノがアメリカ代表監督に? 鍵を握るのは過去の戦友?

AI要約

アメリカ代表監督候補にポチェッティーノが浮上。アメリカ代表の課題とポチェッティーノの可能性に焦点。

バーホルター監督解任後のアメリカ代表の状況や、ポチェッティーノのフリー状態と交渉について。

ポチェッティーノの高額年俸が課題にもなりつつ、アメリカ代表監督就任に向けた交渉が進行中。

「最有力候補として…」元チェルシーの指揮官ポチェッティーノがアメリカ代表監督に? 鍵を握るのは過去の戦友?

 アメリカ合衆国サッカー連盟(USSF)が、男子サッカー代表監督にマウリシオ・ポチェッティーノを最有力候補としてリストアップしているようだ。スペインメディア『FICHAJES.NET』が、現地時間9日に報じた。アメリカ代表監督は、現在は不在の状態で、新監督人事に関心が集まっている。

 アメリカ代表は、自国開催のコ・アメリカ2024でグループリーグ初戦のボリビア代表戦に2-0と勝利を収めたものの、パナマ代表とウルグアイ代表に敗れ、1勝2敗の3位となり、敗退を喫した。この結果を受け、グレッグ・バーホルター監督は解任を余儀なくされ、2018年12月から続いた長期政権が幕を閉じた。そこでUSSFは、カナダ、メキシコとの共同開催で2年後に迫っているFIFAワールドカップ2026に向けて、ポチェッティーノの招へいに向けて動いているという。ポチェッティーノは今年5月にチェルシーの監督の退任を発表して以降、フリーの状態となっている。

 同メディアは、「USSFは、空席となった男子代表監督のポストを埋める最有力候補としてポチェッティーノに注目している」と報じた。さらに「サウサンプトン時代にポチェッティーノと仕事をしたUSSFのマット・クロッカー・スポーツディレクター(SD)が交渉を主導している。バーホルター監督の退任以降、監督不在の状況が続くアメリカ代表を率いる挑戦を、52歳のアルゼンチン人に受け入れるよう説得するには、2人のこれまでの関係が鍵となる可能性がある」と伝えている。

 報道によれば、ビッグクラブを率いてきた元チェルシーの監督の高額な年俸がネックになる恐れはあるが、USSFは必要な資金を投入する用意があるようだ。また、交渉がスムーズに進めば、9月にもポチェッティーノのアメリカ代表監督就任が発表される見通しだ。果たして、クラブでの経験が豊富な指揮官がアメリカ代表監督に就任することになるのだろうか。