同組ライバルと演じた「こういうシーン大好き」 陸上の魅力が凝縮された田中佑美のスポーツマンシップに反響

AI要約

パリ五輪の陸上女子100メートル障害で敗者復活戦で準決勝進出を決めた田中選手が相手選手とのスポーツマンシップを称えられた。

田中選手とロッタ・ハララ選手のレース後の抱擁が写真公開され、日本人ファンから称賛の声が寄せられた。

急遽地上波中継がなくなったがファンからは準決勝進出を祝福する声も寄せられた。

同組ライバルと演じた「こういうシーン大好き」 陸上の魅力が凝縮された田中佑美のスポーツマンシップに反響

 パリ五輪は8日、陸上の女子100メートル障害の敗者復活戦が行われ、12秒89(向かい風0.2メートル)の組2着で準決勝進出を決めた。世界陸上連盟はレース後に見られた爽やかなスポーツマンシップをの写真を公開。急遽、地上波中継がなくなったためにレースを観ることができなかった日本人ファンからは「こういうシーン大好き」「いろいろあったが全て持って行った」といった声が上がっている。

 心から喜びを分かち合った。2着でゴール後、1着のロッタ・ハララ(フィンランド)と熱い抱擁を交わした田中。背中に手を回し、顔をくしゃくしゃにして健闘を称えた。ワールドアスレティックス(世界陸連)公式X(旧ツイッター)日本語版アカウントは写真を公開し「準決勝進出を讃えあう」とつづると、日本人ファンからは「相手の選手ともしっかりハグしてるところからスポーツマンシップが伝わってくるね こういうシーン大好き」といった声が寄せられた。

 陸上短距離は同時にレースを行うが、選手たちは自分がどれだけタイムを縮められるかにフォーカスしている。だからこそ、他選手とのリスペクトも生まれやすい。このレースは日本の地上波で中継される予定だったが、急遽中止に。NHKの特設サイトなどで視聴できたファンからは「いろいろな出来事があったが全て持って行った感ある」「見たかったけど準決勝行けてよかった、おめでとう」といった声も上がっていた。