【パリ五輪】三浦龍司が3000m障害で2大会連続決勝進出！ 「全力でぶつかって行くしかない」
三浦龍司が男子3000m障害予選で4着に入り、2大会連続の決勝進出を果たす
三浦は予選を予定通りのレースプランで運び、高いレベルの競技で自己ベストに挑む
無観客の東京五輪とは異なり、パリ五輪で大観衆の前で決勝に臨む三浦の意気込み
◇パリ五輪・陸上競技（8月1日～11日／フランス・パリ）5日目
パリ五輪・陸上競技5日目のアフタヌーンセッションが行われ、男子3000m障害予選2組に登場した三浦龍司（SUBARU）は8分12秒41の4着に入り、2大会連続となる決勝進出を決めた。
貫禄すら示すレースだった。三浦は終始決勝進出ラインの5着の前後を譲ることなく、「スタートする前に（1000m）2分45秒くらいで行くと言っていました。そこに乗っかっていきました」と振り返った。
1000mを2分40秒、2000mを5分28秒で通過する速い展開となったが、三浦は集団の中で動じない。「ある程度、全力でぶつかっていっての予選になると思っていました。予定通りのレースプランでした」と話す。
来年9月の東京世界陸上標準記録（8分15秒00）を突破する記録。「予選にしてはレベルが高かったですし、ハイペースでいい感覚で走れたと思います」とうなずいた。
東京五輪では日本人初入賞の7位。昨年のブダペスト世界選手権では6位に入るなど、世界の舞台で結果を残してきた。昨年は8分09秒91まで日本記録を更新し、今年のダイアモンドリーグ（DL）ドーハ大会でパリ五輪の参加標準記録を突破し、パリ五輪代表に早期内定していた。
無観客だった前回の東京五輪とは異なり、大観衆の前で決勝のレースに臨む。「全力でぶつかって行くしかないですし、自分の最高のパフォーマンスをして行けるところまでやっていくしかないと思っています」。決勝ではどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。
決勝は8日4時43分（日本時間）にスタートする。
