圧巻のビジュアル、建設費用は約158億円。モンテディオ山形の新スタジアムイメージ画像を公開

AI要約

2024年8月8日、株式会社モンテディオフットボールパークが新スタジアム建設の発注先を清水建設グループに決定した。

建設予定地は山形県総合運動公園特設駐車場で、収容人数は約1万5000人。

新スタジアムは山形県の素晴らしさを発信し、地域のプライドを高める場所として位置付けられている。

圧巻のビジュアル、建設費用は約158億円。モンテディオ山形の新スタジアムイメージ画像を公開

 2024年8月8日、株式会社モンテディオフットボールパークがモンテディオ山形の新スタジアム建設の発注先が清水建設グループに決定したことを発表した。

 建設予定地は、天童市山王1番1号(山形県総合運動公園 特設駐車場)で、建設費用は約158億円。収容人数は約1万5000人の予定だ。

 建設スケジュール(現時点での予定、情勢等により変更の可能性あり)は、以下の通り。

2025年秋頃まで 基本設計及び実施設計

2025年秋頃 建設着工

2028年春頃 竣工

2028年夏頃 開業

 清水建設株式会社が作成した真スタジアムのイメージ画像は、株式会社モンテディオフットボールパークの公式サイトで公開される。株式会社モンテディオフットボールパーク代表取締役社長の相田健太郎は次のようなメッセージを発信している。

 

「わたし達は山形県には誇るべき多くの『もの』が存在していると考えています。新スタジアムプロジェクトの目的は、サッカーの試合が行われるたった約20日間『競技をする場所』を造ることではありません。新スタジアムをハブとし、県内全域の素晴らしい『もの』や『こと』『ひと』が繋ぎ合わさり、国内外に山形県という地域のすばらしさを発信し、また新スタジアムにご来場いただいた際にはそれらを体感できる場所となり、また県内では体感できない新しい『もの』と出会える場を造ることも目指します。地域の皆様がプライドを持てる場所とする為にプロジェクトを前進させてまいります」

 また、清水建設東北支店の執行役員支店長である大橋成基氏も、こうコメントしている。

「清水建設株式会社は、1804年に創業し、その後の激しい時代を乗り越え、今年 220 年を迎えました。この長い歴史の中で受け継がれてきたのが、創業者の清水喜助が大切にした『誠実なものづくり』への高い志と、『顧客第一』という考え方をベースにした時代を先取りしチャレンジし続ける“進取の精神”です。そのような精神のもと、私たちは一つひとつのしごとに情熱を注ぎ、子どもたち、さらにその先の子どもたちの時代に価値ある建造物や事業を築いていくことを目指し、その思いを『子どもたちに誇れるしごとを。』というコーポレートメッセージにこめています。私たちの情熱と技術を活かし、モンテディオ山形のファンの皆さまやチームと一丸となって事業を前進させ、新たな観戦体験と集いの場となる『山形らしく、山形をこえる』スタジアムの実現に取り組んでまいります」

 今から完成が楽しみだ。

構成●サッカーダイジェストTV編集部