卓球男子団体 ベスト4で揃う!日本はシングルス銀擁するスウェーデン、地元フランスは卓球帝国・中国に挑む【パリ五輪 卓球】
男子団体ベスト4が決定し、日本とスウェーデンの激戦が待たれる。
地元フランスは中国との一戦に臨む。
各国の選手や団体戦のルールについて紹介。
オーダー方式「ABC・XYZ方式」についても説明。
卓球競技の興奮が最高潮に達し、メダル争いが熱い。
<パリ2024オリンピック競技大会 卓球競技 7月27日(土)~8月10日(土)@パリ南アリーナ>
8月7日、準々決勝全試合が終了して男子団体ベスト4が出揃った。
準々決勝で難敵の台湾(世界ランク5位)を下し、3大会連続の獲得がかかるメダル決定戦へと進んだ日本(同4位)はスウェーデン(同7位)と対戦。
その相手は、準々決勝で4大会連続メダルを獲得していた、ドイツを3-0で破ったスウェーデン。復活を期す、かつての卓球王国。
今大会シングルス銀メダリストのモーレゴード(22=世界ランク10位)を軸に、シェルベリ(26=同24位)とカールソン(33=同61位)という、ヨーロッパ有数の猛者がそろう。
日本はエースの張本智和(21=智和企画/同9位)、戸上隼輔(22=井村屋グループ/同16位)、篠塚大登(20=愛知工業大学/同42位)ら、リオ五輪以来2大会ぶりの決勝進出を狙う。
逆の山では地元フランス(同3位)が卓球帝国・中国と激突する。シングルス銅メダルのF.ルブラン(同5位)、兄のA.ルブラン(同18位)、ゴジ(同31位)が圧倒的ホームアドバンテージを活かして勝利をもくろむ。
パリ五輪金メダルの樊振東、世界ランク1位の王楚欽、リオ・東京五輪連覇の馬龍 最強不陣の中国撃破を狙う。
【中国(1)】
王楚欽(1)
樊振東(2)
馬龍(6)
【フランス(3)】
F.ルブラン(5)
A.ルブラン(18)
ゴジ(31)
【日本(4)】
張本智和(9)
戸上隼輔(16)
篠塚大登(42)
【スウェーデン(7)】
モーレゴード(10)
シェルベリ(24)
カールソン(61)
団体戦は3名1チームで戦い、試合方式は第1試合がダブルス、第2~5試合がシングルス。1試合は3ゲーム先取の5ゲームマッチで、3試合を先取したチームが勝利となる。
オーダーはシングルスに2試合出場する選手が1名。シングルス1試合とダブルス1試合に出場する選手が2名と決まっており、出場する順番も固定され、同じ選手が連続で試合をしない、同じ選手と対戦しない、という仕組みになっている。
この団体戦のオーダー方式を「ABC・XYZ方式」と言い、試合前に「ABC」か「XYZ」が割り当てられ、オーダーは下記のようになる。
第1試合:B/Cペア vs. Y/Zペア
第2試合:A vs X
第3試合:C vs Z
第4試合:A vs Y
第5試合:B vs X