【甲子園】智弁学園伝統の人文字「C」が夜空のアルプスに映える 「夕方の部」第3試合はナイター

AI要約

智弁学園が夏初の全国制覇を目指し、第106回全国高校野球選手権大会に2年連続22度目の出場を果たす。

大会初日から3日目までの2部制が導入され、暗くなる中でナイターが全開された夕方の智弁学園の試合が異彩を放つ。

球児の健康を考慮した試みが大会の雰囲気にも影響を与える可能性があり、新たな夏の風物詩が生まれる可能性もある。

【甲子園】智弁学園伝統の人文字「C」が夜空のアルプスに映える 「夕方の部」第3試合はナイター

◆第106回全国高校野球選手権大会第1日 ▽1回戦 岐阜城北―智弁学園(7日・甲子園)

 2年連続22度目出場で、夏は初となる全国制覇を狙う智弁学園(奈良)が、第1日目第3試合に登場した。

 今大会は暑さ対策の一環として、大会初日から3日目までの試合数を1日3試合とし、試合を午前と午後に分けて実施する「2部制」を試験導入。17時52分開始となったこの試合(「夕方の部」2試合目)は、場内のナイターが全とうされた状態でスタートした。

 三塁側の智弁学園アルプス席には、高校野球ファンおなじみの「C」の人文字が。だが、プロ野球のナイトゲームとほぼ同時刻に始まったこの試合は、回を重ねるごとに暗さが増す。従来であれば昼間にアルプスを彩る、真っ赤な頭文字。この日は聖地のカクテル光線に照らされ、異様な雰囲気を醸し出した。

 球児の健康面を考慮しての試みが、思わぬ部分にも影響した形。今後、新たな夏の風物詩が生まれるかもしれない。