【甲子園】大阪桐蔭、順当に勝ち進めば3回戦で健大高崎と対戦 徳丸快晴「勝ちきっていきたい」

AI要約

大阪桐蔭が2年ぶりに夏の甲子園に帰還し、興南(沖縄)との対戦が決まった。

主将の欠席を受けて副将が抽選を行い、強力な相手にも勝利を目指す意気込み。

チームは春季大会で敗退した後、夏の甲子園での全国制覇を目指し、初戦を突破して勢いに乗りたい。

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 2年ぶりに夏の甲子園に帰還した大阪桐蔭の初戦は、興南(沖縄)との日本一経験校同士の対戦が決まった。

 発熱で欠席した主将の宮本真司郎内野手(3年)の代役で副将の徳丸快晴外野手(3年)が第2日1試合目のくじを引いた。相手は最速149キロ左腕の田崎颯士投手(3年)を擁する難敵だが、徳丸は「左ピッチャーに対しての練習も今までやってきた。相手より1点多く取って、勝ちにいきたい」と気合十分だ。

 順当に勝ち進めば3回戦で春の王者の健大高崎(群馬)と対戦する可能性があるが、西谷浩一監督(54)は「そこまではまだ考えられないですね」と話すにとどめた。今春のセンバツでは報徳学園(兵庫)に敗れ、8強で敗退した。徳丸は「甲子園の負けは甲子園でしか返せない。勝ちきっていきたい」と力を込めた。夏は6年ぶり、春夏通じて10度目の全国制覇へ、初戦突破で勢いに乗りたい。