【パリ五輪】400mH・小川大輝は敗者復活戦で“終戦”も「今後につながる良い経験ができた」

AI要約

小川大輝が男子400mハードル敗者復活戦に出場して準決勝進出を逃し、パリ五輪が終了。

予選で3選手が敗者復活戦に回ったが、豊田兼と筒江海斗が欠場し、小川だけが出場。

小川は大学3年でのオリンピック参加を経験し、今後に生かす良い経験を得た。

【パリ五輪】400mH・小川大輝は敗者復活戦で“終戦”も「今後につながる良い経験ができた」

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)6日目

パリ五輪・陸上競技6日目のモーニングセッションが行われ、男子400mハードル敗者復活戦1組に出場した小川大輝(東洋大)は49秒25の5着。準決勝進出はならなかった。

前日の予選では、小川を含め日本勢3選手は着順での準決勝進出を逃し、全員敗者復活戦に回った。しかし、豊田兼(慶大)と筒江海斗(スポーツテクノ和広)は故障で欠場。小川だけの出場となった。

予選(50秒21)よりもタイムを短縮したが、準決勝進出条件の上位3着には入れず、小川のパリ五輪は終わった。「世界との差を感じるレースでした」と話す。

東洋大1年時に22年U20世界選手権に出場。2年生の昨年は日本学生個人選手権、関東インカレを制し、日本選手権でも頂点に立った。秋の日本インカレでは48秒台に突入し、着実にキャリアを重ねてきた。

初舞台は、6月の日本選手権で出した自己ベスト(48秒70)に届かず、準決勝にも進めなかった。だが、「大学3年でオリンピックを経験できたというのは自分の中ですごくデカくて、今後につながる良い経験ができました」と前を向いていた。