【パリ五輪】男子200m予選・上山紘輝は6着、飯塚翔太は5着で敗者復活戦へ
男子200m予選で上山絋輝と飯塚翔太が敗者復活戦進出へ
上山はスタートからスピードに乗れず、悔しい思いをする
飯塚は前半の走りが課題とし、敗者復活戦に向け準備をする
◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)5日目
パリ五輪・陸上競技5日目のイブニングセッションが行われ、男子200mで予選3組の上山絋輝(住友電工)は20秒84(-0.1)の6着、4組の飯塚翔太(ミズノ)は20秒67(+0.2)で5着となり、いずれも敗者復活戦に回った。
自己ベスト19秒台が4人いるハイレベルな組で、「自己ベスト出していかないといけないですし、前半から勝負を仕掛けないといけないレースになると思っていました」と上山は自覚していた。
しかし、その言葉とは裏腹にスタートからスピードに乗れず、コーナー出口では最下位争いに後退。そこから追い上げられるほど甘くはなく、「流れは悪くないと思ったのですが、練習の感覚とレース本番のずれがあったと思います」と悔しがった。
4大会連続での五輪となった飯塚は「前回(東京)と違って、お客さんの中で走れてうれしかったですね」と感慨深げ。レースでは得意の後半につなげる前半の走りができず、「スピード不足で、勝負させてもらえる位置にいませんでした。一つ課題ですかね」とこぼす。
これで終わりではなく、2人とも翌日の敗者復活戦が控えている。飯塚は「しっかり明日、挽回できるように準備をします」と言葉に力を込めた。
敗者復活戦は8月6日19時30分(日本時間)から行われる。