スケボー日本代表・西川監督 3種目終えて金2銀2 強さの秘けつは「小さいころから…」

AI要約

女子パーク決勝では、日本選手の開心那が銀メダルを獲得し、草木ひなのは8位となった。

開心那は3年の成長を示し、内面と精神的な部分が強くなり、緊張を克服する技術を身につけた。

日本代表チームは今大会で好成績を収め、コンテスト経験の豊富さが強さの秘訣であると考えられている。

スケボー日本代表・西川監督 3種目終えて金2銀2 強さの秘けつは「小さいころから…」

 ◇パリ五輪第12日 スケートボード(2024年8月6日 コンコルド広場)

 女子パーク決勝が行われ、21年東京五輪で12歳11カ月で銀メダルを獲得して日本選手で最年少のメダリストになった開心那(15=WHYDAH GROUP)が92・63点で銀メダルを獲得した。草木ひなの(16=スターツ)は69・76点で8位だった。連覇を狙った四十住さくら(22=第一生命保険)は予選落ちだった。

 スケートボード日本代表の西川隆監督は囲み会見で開について「ここのパークで練習してこういうことをやりたいということがすべてできたと思う。その上での結果なので真摯に受け止めておめでとうと言ってあげたい」と称えた。

 東京大会から3年。成長面については「体も大きくなって、技よりも内面、精神的な部分がかなり強くなった。緊張を打ち勝つことができた。技も臨機応変にできるようになった」と目を細めた。

 今大会は開が2大会連続銀メダルを獲得。ストリートでも男子・堀米雄斗が連覇、女子では吉沢恋が金メダル、赤間凜音が銀メダルを獲得。強さの秘けつについて聞かれると「なんで強いんですかね?みんな小さいころからコンテストを経験しているからかな。大人に混じったりというのは日本の方が格段に多い。それが積み重なってくると、今回のパリを見て“私もロスに出たい”って子たちが増えてくる。そうなると層が厚くなる」と分析した。