「これぞ五輪の本質だ」 陸上女子100m金に熱狂した小国の国民に海外感動、面積は淡路島と同じ

AI要約

セントルシア出身のジュリアン・アルフレッド選手が、陸上女子100メートルで史上初の五輪金メダルを獲得した。

アルフレッド選手は母国セントルシアで大熱狂の歓迎を受け、パブリックビューイングでも歓喜が溢れた。

小国セントルシアの快挙に海外ファンも感動し、動画が喜びのコメントで溢れた。

 パリ五輪は3日(日本時間4日)、陸上女子100メートル決勝が行われ、ジュリアン・アルフレッド(セントルシア)が10秒72で金メダルを獲得。淡路島とほぼ同じ面積の小国に、史上初の五輪メダルをもたらした。母国ではパブリックビューイングが行われ、大熱狂で快挙を祝福した。

 アルフレッドは決勝でセントルシア記録を更新する10秒72をマーク。米国のシャカリ・リチャードソンらを退け、母国に初のメダルをもたらした。母国のビューフォートではパブリックビューイングが行われ、アルフレッドが抜け出すと観客は大熱狂。レース途中からモニターに向かってみんなが走り出し、絶叫しながら両手を上げて跳び回った。

 南米ベネズエラの北、カリブ海に浮かぶ島国セントルシア出身。面積は淡路島とほぼ同じ620平方キロメートル、人口は18万3000人ほどしかいない。セントルシア出身の写真映像家マクアリスター・ハント氏がXに母国の盛り上がりぶりを捉えた動画を公開。海外ファンから「これは美しい」「これぞ五輪の本質。特別だ」「この喜びよ」「鳥肌。これ大好き」と感動した様子の声が寄せられた。