「ええ感じ」 スタンド応援の野球部員が名物ダンスの練習 滋賀学園

AI要約

滋賀学園の野球部員が熱練習中。ベンチ入りを果たさない部員らが応援団を務める。

応援団はダンスを披露し、チアリーディング部やジャズオーケストラ部も参加。

出場選手は練習中、バッテリー中心の準備に余念がない。

「ええ感じ」 スタンド応援の野球部員が名物ダンスの練習 滋賀学園

 第106回全国高校野球選手権大会でベンチには入らない滋賀学園の部員らが3日、滋賀県東近江市の同校体育館で応援の練習をした。試合のときには、スタンドから選手を後押しする。

 滋賀学園の応援スタンドは、野球部員のキレのあるダンスが名物になっている。この日の練習には、チアリーディング部やジャズオーケストラ部なども参加し、演奏と動きを合わせた。

 練習後、応援団副団長の3年生、前川大翔さんは「音楽に合わせて体で表現できて楽しかった。状態はええ感じです」と汗を光らせて言った。

 出場選手たちは午前、学校近くにあるグラウンドで、走者を置いた打撃練習などをした。捕手の杉本晴基選手(3年)は、前日の甲子園練習を踏まえて、低い打球を意識したという。「試合ではバッテリー中心の守備からリズムをつくりたい」

 4日に組み合わせ抽選会があり、初戦の相手が決まる。(仲程雄平)