柳ケ瀬商店街再スタート「岐阜高島屋以上の盛り上げを」 県岐阜商高応援団もエール

AI要約

岐阜高島屋の閉店から一夜明けた1日、柳ケ瀬商店街の未来に期待が高まっている。県岐阜商業高校応援団がエールを送り、商店街再生を祈願した。

商店街振興組合が金色のだるまに願いを託し、柳商連の理事長が目を書き入れた。商売繁盛や逆境に打ち勝つ願いが込められた。

柳ケ瀬商店街は過去の災害に負けずに復活してきた歴史があり、今後も商店街を盛り上げていく決意を示した。

柳ケ瀬商店街再スタート「岐阜高島屋以上の盛り上げを」 県岐阜商高応援団もエール

 岐阜市の岐阜高島屋の閉店から一夜明けた1日、同市日ノ出町の劇場通りわくわく広場前では、柳ケ瀬商店街の今後の発展を願い県岐阜商業高校応援団がエールを送った。「フレーフレー柳ケ瀬」の声が響き渡り、商店街の核店舗閉店後の再スタートが華々しく切られた。

 岐阜柳ケ瀬商店街振興組合連合会(柳商連)が企画。商店街関係者が出席して神事が行われた後、商売繁盛や逆境にも負けず起き上がる願いを込めて7月から商店街に置かれた金色のだるまに、柳商連の水野琢朗理事長が目を書き入れた。

 同校応援団は、アーケードの下で団旗を掲げて太鼓を打ち鳴らし、応援歌を歌った。勇壮な応援に、出席者や通行人が見入り拍手を送っていた。水野理事長は「柳ケ瀬は濃尾大震災や岐阜空襲で被害を受けたが、商人の力でしぶとく復活してきた。岐阜高島屋があった時以上に商店街を盛り上げたい」と語った。