アトレティコがセルロート加入発表! “得点王”は逃すも23ゴールの2位をビジャレアルから獲得

AI要約

アトレティコ・マドリードがノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートの獲得を発表。2023-24シーズンの得点王獲得者である23歳のセルロートはビジャレアルからの加入で、移籍金は3200万ユーロ+ボーナス800万ユーロ。過去にはノルウェー、オランダ、デンマーク、イングランド、ベルギー、トルコなどでプレーし、ライプツィヒやレアル・ソシエダに所属していた経歴を持つ。

セルロートはノルウェー代表として53試合出場18得点を記録し、過去にトルコ1部リーグで得点王に輝いた実績もある。2021-22シーズンはラ・リーガで久保建英とのコンビネーションで12ゴールを挙げ、今シーズンもビジャレアルで23ゴールを決めるなど、実績豊富なストライカーとして活躍している。

セルロートのビジャレアルからの移籍金総額は1000万ユーロ(ボーナス込み)で、2028年6月30日までの4年契約を結んだ。将来の転売に際してビジャレアルに20パーセントの支払いが義務付けられており、アトレティコ・マドリードは得点力強化を図るために積極的な補強を行っている。

アトレティコがセルロート加入発表! “得点王”は逃すも23ゴールの2位をビジャレアルから獲得

 アトレティコ・マドリードは3日、ビジャレアルからノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートが完全移籍で加入することをクラブ公式サイトで発表した。

 2023-24シーズンのラ・リーガ得点王であるウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(ジローナ→ローマ)の獲得に失敗したアトレティコ・マドリードが、ドフビクと1点差の23ゴールを挙げたセルロートと2028年6月30日までの4年契約を結んだ。スペイン紙『アス』によると、移籍金は3200万ユーロ(約51億2000万円)+ボーナス800万ユーロ(約12億8000万円)となり、将来転売時に移籍金の20パーセントをビジャレアルに支払う条項も契約に盛り込まれたようだ。

 ノルウェー代表で53試合出場18得点を記録しているセルロートは、現在28歳。母国ローゼンボリの下部組織で育ち、2013年7月に17歳でプロデビューを飾った。その後はフローニンゲン(オランダ)、ミッティラン(デンマーク)、クリスタル・パレス(イングランド)、ヘント(ベルギー)、トラブゾンスポル(トルコ)を渡り歩き、2019-20シーズンのトルコ1部スュペル・リグでは24ゴールを挙げて得点王に輝いた。

 活躍を受けて2020年夏にライプツィヒ(ドイツ)へ完全移籍したものの、同クラブでは不発に終わり、2021-22シーズンから2年連続でレアル・ソシエダに期限付き移籍。22-23シーズンは日本代表MF久保建英とコンビを組み、ラ・リーガで12ゴールを記録した。

 2023年夏、レアル・ソシエダへの完全移籍が噂されていたものの、水面下でライプツィヒと交渉をまとめたビジャレアルへ、ボーナス込みの移籍金総額1000万ユーロ(約16億円)で完全移籍。先述の通りラ・リーガでは得点ランキング2位の23ゴールを挙げ、ヨーロッパリーグでも3得点を記録した。