去就注目のチェルシーMFギャラガー、契約延長オファーを再び拒否か

AI要約

チェルシーに所属するイングランド代表MFコナー・ギャラガーが契約延長オファーを拒否

アトレティコ・マドリードが移籍金約65億円で獲得に近づきつつある

ギャラガーが2度に渡り新契約オファーを拒否しており、今後の動向が注目される

去就注目のチェルシーMFギャラガー、契約延長オファーを再び拒否か

 チェルシーに所属するイングランド代表MFコナー・ギャラガーが、クラブからの契約延長オファーを拒否したようだ。7月31日、イギリスメディア『スカイスポーツ』や同『アスレティック』などが伝えている。

 現在24歳のギャラガーは、6歳からチェルシーで練習している下部組織出身選手で、これまでチャールトンやスウォンジー、ウェスト・ブロムウィッチへのレンタル移籍を経験。2021-22シーズンにレンタル移籍したクリスタル・パレスで年間最優秀選手に選出される活躍を見せ、2022年夏からチェルシーに復帰した。

 2023-24シーズンはチーム最多となる公式戦50試合出場で7ゴール9アシストを記録。主将を務めるイングランド代表DFリース・ジェームズが不在の試合ではゲームキャプテンも務めるなど、中心選手としてプレーしている。

 しかし、現行契約が2025年6月30日までとなっていることから、今夏の売却の可能性が浮上。多くのクラブから関心が寄せられているなか、現在はアトレティコ・マドリードがギャラガーの獲得に動いており、チェルシーが要求していた金額には届いていないが、国外のクラブであることから、ついには4000万ユーロ(約65億円)ほどの移籍金でクラブ間合意に達したことも報じられている。

 残すは同選手を説得しての個人合意のみとも噂されている状況ながら、今回の報道によると、ギャラガーはチェルシーからの2年+1年の延長オプションという新契約オファーを拒否したという。

 なお、今年6月初旬にもチェルシーは契約延長オファーを提示していたが、これもギャラガーに拒否されていたことが明らかになっており、今回のオファーはチームのMFでは最高給の選手と同額で、他から受け取っている給与提示額とも同額と見られているが、これを断ったことが伝えられている。

 2022年秋にも契約延長オファーを提示されたものの、拒否していたギャラガーは当時レギュラーではなかったことが要因と見られていたが、昨季チーム最多出場となった状況でも、延長オファーを拒否していることから、現在チェルシーは同選手がどのようなことを決断するのかを待っているようだ。

 すでに今夏にはアストン・ヴィラからアトレティコ・マドリードのオファーを上回る高額なオファーを受け入れていたが、ギャラガー自身が移籍を拒否したことで破談に終わっていたチェルシーとしては、来夏のフリーでの退団は断固として認めない方針のようだが、果たして同選手はアトレティコ・マドリードからのオファーを受け入れるのだろうか。