【トランポリン】西岡は予選敗退 2本とも演技中断、まさかの最下位

AI要約

男子予選で西岡隆成は35・750点で最下位の16位となり、決勝進出ならず。演技中断が続き、頭が整理できずトラウマを感じる。

女子決勝では森ひかるが6位に終わる。西岡は日本勢過去最高の4位期待されたが、活躍ならず。

20歳の西岡は再挑戦を誓い、諦めず前を向く。必死の努力を見せる。

 ◇パリ五輪第8日 トランポリン(2024年8月2日 ベルシー・アリーナ)

 男子予選で西岡隆成(近大)は35・750点で最下位の16位となり、8位までで争う決勝に進めなかった。2回の試技でいずれも演技中断に終わった。

 女子決勝で森ひかる(TOKIOインカラミ・金沢学院大ク)は6位だった。

 初出場の西岡は最下位に終わった。出場選手トップの難度点「18・6」を誇り、日本勢過去最高の4位を上回る活躍が期待されていた。だが、2本とも3回宙返りが乱れ、まさかの演技中断に「頭の整理がつかない」とぼうぜん自失。五輪の怖さを知る結末に「トラウマになってしまうかも」と頭を抱えた。

 それでも「空中の魔術師」との異名を持つ20歳は「また4年間かと思ってしまうが、諦めることは絶対にない」と必死に前を向いた。