【柔道】混合団体ルーレットで〝リネール確定演出〟 「+90Kg」がSNSを席巻

AI要約

日本はパリ五輪の柔道混合団体決勝で開催国フランスに逆転負けし、2大会連続の銀メダルを獲得。

決勝では90キロ超級で抜群の実績を持つテディ・リネールに挑んだ斉藤立が一本負けを喫し、試合は3―3のまま引き分けに。

ゴールデンスコアでの代表戦では、デジタルルーレットで選ばれた90キロ超級で再びリネールとの対戦が決まり、日本のファンから不満の声が相次いだ。

【柔道】混合団体ルーレットで〝リネール確定演出〟 「+90Kg」がSNSを席巻

 パリ五輪の柔道混合団体決勝(3日=日本時間4日)で日本は開催国フランスに3―4の逆転負けで2大会連続の銀メダル。3―3の土壇場での〝疑惑のルーレット〟に、ファンから不満の声が相次いでいる。

 柔道の団体戦は2021年東京五輪で初採用され、男女3人ずつのチーム戦で争われる。女子は57キロ級、70キロ級、70キロ超級から3選手、男子は73キロ級、90キロ級、90キロ超級の3選手が出場する。

 決勝の90キロ超級では、100キロ超級でメダルを逃した斉藤立(JESグループ)が出場。第3試合で、今大会の同級で3度目の金メダルを獲得した〝絶対王者〟テディ・リネール(フランス)に挑んだが、7分超えの死闘の末に一本負けを喫した。

 その後、日本とフランスは一進一退の攻防を繰り広げて3―3に。抽選で選ばれた階級の選手同士が戦う、ゴールデンスコアによる代表戦に突入。そして、会場のビジョンに表示されるデジタルルーレットの結果、90キロ超級の試合に決定した。現地ではフランスのファンから歓喜の声が上がり、再び斉藤はリネールに一本負けを喫した。

 このルーレットに、SNS上では「ルーレット嫌でもやらせ疑っちゃう笑」「やらせルーレット出た」「これやってます」「やらせルーレットホンマおもろい」「ルーレット胡散臭いなー」と〝やらせ疑惑〟の声が上がった。

 開催国フランスでの〝リネール確定演出〟に、「リネール確定ガチャでしたね」「90kg+全国民が思ったはず。でしょーね」「これって本当に正式ルーレットなの? もう、誰もが+90出るのわかってた」「絶対リネールだと思った。なんなのこれ」「リネールを主役に立てるためにルーレット操作されてるだろ!笑」と、ファンから不満の声が爆発。一時、Xでは「+90Kg」がトレンド入りした。