【ボクシング】性別問題ヘリフの次戦相手、SNSに怪物と対戦するポスター掲載し批判受ける

AI要約

アルジェリア代表選手のヘリフがハンガリー代表選手のハモリーとの試合で性別問題が発生

ハモリーが自身のSNSで合成ポスターを掲載し、批判を浴びる

ハングリーオリンピック委員会が抗議し、IOCはヘリフの出場資格に問題なしとの声明

【ボクシング】性別問題ヘリフの次戦相手、SNSに怪物と対戦するポスター掲載し批判受ける

 またも女子ボクシングで、性別問題が論議が勃発した。66キロ級に出場したイマネ・ヘリフ(アルジェリア)の準々決勝相手のハンガリー代表アンナ・ルカ・ハモリー(23)が3日、自身のSNSで合成ポスターを掲載。

 左には女性、右には角の生えた筋肉質の怪物がボクシングのグローブをはめて向き合っているものだった。

 欧州の一部メディアやボクシングファンからは「ハモリーが相手を怪物に例えた。オリンピック精神に反する行為」などど批判されたが、ハモリーは「ヘリフが女子種目で競争するのは公正ではない。私は優勝のために最善を尽くす。可能なら最後まで戦いたい」とコメントした。

 英BBCは3日(日本時間)「ハンガリー・ボクシング協会はヘリフの出場に関して抗議し、ハンガリー・オリンピック委員会は国際オリンピック委員会(IOC)に面談を要請している」という。IOCは2日「ヘリフは出場資格に問題はない」と声明文を出している。