菊池雄星 アストロズ移籍初登板は奪三振ショー!8者連続を含む11奪三振

AI要約

菊池雄星投手がアストロズ移籍後初先発し、5回2/3を投げるも、勝敗は付かず。11三振を奪うも先制2ランを浴びる。

アストロズのファンから大歓声を受けた奪三振ショーには地元ファンも満足。

移籍初勝利はならなかったが、今後の地区優勝争いやプレーオフでの活躍が期待される。

菊池雄星 アストロズ移籍初登板は奪三振ショー!8者連続を含む11奪三振

 アストロズの菊池雄星投手(32)が2日(日本時間3日)に本拠地ヒューストンでのレイズ戦に移籍後初先発し、5回2/3を投げ3安打2失点、11三振3四球で勝敗は付かなかった。打者22人に95球。最速は97・2マイル(約156・4キロ)だった。防御率4・67。チームは3―2で勝った。

 初回、先頭ディアスに1ストライク2球目のストレートを捉えられ、左中間二塁打を許すと、2番カールソンにはカウント2―1からの4球目、96マイル(約154・5キロ)のストレートを左中間スタンドへ先制2ランを浴びた。後続を見逃し三振、空振り三振に仕留め、ミードには四球を与えるも、デルーカを中飛に打ち取る。

 2回は安打を許すも併殺打を打たせて3人で終えた。3回一死から圧巻の奪三振ショーが幕を開けた。1打席目に被弾したしたカールソンはスライダーで空振り三振。3番ブランドン・ローもスライダーで空振り三振を奪い、地元ファンから大きな拍手を受ける。

 4回は3者連続空振り三振。5回も3者連続空振り三振を奪い8者連続三振とすると、テレビの実況アナウンサーは大歓声をバックに「8者連続、ユウセイ!」と絶叫した。

 6回は先頭ディアスに四球を与え、9者連続三振はならず。2番カールソンをスライダーでバットに空を切らせ、11個目の三振を奪い、二死後に四球を与えたところで降板となった。

 移籍初勝利を挙げることができなかったが、本拠地初登板で見せた奪三振ショーに地元ファンは大満足だろう。地区優勝争いやプレーオフでの快投を予感させるマウンドだった。