楽天ルーキー・中島、「打ってみたいと思っていた」プロ初本塁打で逆転勝ち 再び貯金『1』

AI要約

楽天は逆転勝ちして8月初勝利を挙げ、貯金を1とした。一方、西武は5連敗となった。

中島の逆転2ランホームランや内の粘投が光った。内は5勝目を挙げ、則本は23セーブ目を記録した。

楽天の打線は今井から先制点を奪うも、野村大にソロで同点される。しかし、中島のホームランで勝ち越し、最終的に逃げ切った。

楽天ルーキー・中島、「打ってみたいと思っていた」プロ初本塁打で逆転勝ち 再び貯金『1』

◇2日 西武2―3楽天(ベルーナドーム)

 楽天は敵地での3連戦の初戦を逆転勝ちして、8月初勝利。貯金を再び1とした。西武は5連敗となった。

 打線はチームが大の苦手としている西武・今井から2回に8番・村林の左犠飛で1点を先制。しかし、3回に野村大の2号ソロで同点に追いつかれると、4回2死二塁からガルシアの右前適時打で1点を勝ち越された。

 それでも、直後の5回に反撃。1死一塁の場面から「2番・左翼」でスタメン出場したドラフト6位ルーキーの中島が初球の甘いスライダーを強振した打球はプロ初アーチとなる逆転2ランとなって右翼席へ。一塁ベンチで「ホームランバッターではないですけど、ホームランは打ってみたいと思っていたので、打ててうれしいです。それが逆転ホームランになってよかった」と喜んだ。

 先発の内は「調子は良くなかった」といいながらも、要所を締める投球で5イニング5安打2失点と粘投した。救援陣は8回に鈴木翔が自らの2冒頭などで1死二、三塁のピンチを迎えたが、蛭間を空振り三振、山村を二ゴロに仕留めて、自身が持つ連続無失点の球団記録を25試合に更新。最後は則本が三者凡退に抑えて逃げ切った。内は5勝目を挙げ、「勝ち越した状態でつなぐことができてよかった」と振り返った。則本はリーグトップの23セーブを手にした。