【楽天】ドラフト1位の古謝樹が本拠地1勝「いいスタートが切れた」ソフトバンク戦で6回2失点

AI要約

楽天1位ドラフト古謝樹が投手として初勝利を挙げた。6回2失点の好投でチームに勝利をもたらし、本拠地初勝利を挙げた。

古謝は初回は苦しんだが、その後は安定したピッチングを見せた。投球数を抑えつつ、攻撃を封じ続け、立ち上がりは無失点で切り抜けた。

今江監督も古謝の投球を高く評価し、テンポや制球力が良かったと述べた。チームにとっても古謝の活躍は大きな支えとなっている。

【楽天】ドラフト1位の古謝樹が本拠地1勝「いいスタートが切れた」ソフトバンク戦で6回2失点

<楽天3-2ソフトバンク>◇31日◇楽天モバイルパーク

 楽天ドラフト1位の古謝樹投手(22)が、本拠地初勝利を挙げた。強力ソフトバンク打線を6回69球、2安打2失点に封じて3勝目(4敗)。仙台で初のお立ち台に上がり、捕手太田とともに大歓声を浴びた。「多くのファンの皆さまが見てる中で勝利ができたのはうれしいですけど、ビジター、ホーム関係なく勝ちを積み重ねることが仕事だと思う。本拠地で初めて勝利でき、いいスタートが切れたんじゃないかなと思います」と声を弾ませた。

 立ち上がりは苦しんだが、動じなかった。試合開始から6球連続ボール。それでも「先頭出した時はいつも通りだなっていう感じのマインドでいたんで、全然特に焦ることもなく、投げられていた」と落ち着いて腕を振った。1死一塁から周東の二盗を刺す太田のアシストを受けると、3番栗原を遊ゴロに抑えて無失点で発進した。

 2回は4番山川を一飛、5番近藤を二ゴロ、6番山川を右飛に抑え、3回も下位打線を3者凡退に封じた。4回2死一、三塁で近藤に2点適時二塁打を浴びたものの、続く正木は三ゴロ。5、6回も3者凡退に封じ、マウンドを降りた。「前半、真っすぐの精度があんまり良くなかったんですけど、スライダーだったりとか、2巡目ぐらいからツーシームも使い始めて、だいぶテンポよく投げられた」とうなずいた。

 対ソフトバンク2戦2勝の古謝について、今江監督は「良かったと思います。非常に。テンポもそうですし、ここ最近、先発ピッチャーがやられてるという中で、かなり思い切ってね、ゾーン内に投げ込めていたと思います」と評価した。