「これは重量級の投げじゃないぞ!」日本人4大会ぶりの“世界最強”へ柔道・斉藤立が東京五輪金メダリストを“31秒一本勝ち”で撃破!【パリ五輪】

AI要約

日本代表の斉藤立がパリ五輪柔道100キロ超級で大一番の試合で勝利し、世界最強の称号に近づいた。

斉藤は東京五輪金メダリストを相手に圧巻の柔道を見せ、一本勝ちを収めた。

ファンからは、見事な試合ぶりに賞賛の声が寄せられた。

「これは重量級の投げじゃないぞ!」日本人4大会ぶりの“世界最強”へ柔道・斉藤立が東京五輪金メダリストを“31秒一本勝ち”で撃破!【パリ五輪】

 パリ五輪柔道100キロ超級の試合が現地8月2日に開催され、日本代表の斉藤立が初戦となる2回戦に勝利。過去に日本人選手が3大会連続で逃している“世界最強”の称号へ一歩前進した。

 ロス五輪、ソウル五輪の金メダリスト、斉藤仁の息子として五輪に初出場した立。初戦となった2回戦はいきなり東京五輪金メダリストのルカシュ・クルパレク(チェコ)との対戦という大一番。1回戦から合わせ技一本で調子が良さそうに見えたクルパレクにどう挑むかに期待が集まっていた。

 序盤から奥襟をつかみ自分の得意な展開に持ち込もうという斉藤。一度はクルパレクの背負い投げにあわや、という場面もあったが冷静に対応。そして開始31秒で大内刈りからの内股が見事に決まり一本。現五輪王者を相手に圧巻の柔道を披露した。

 この結果にファンからは、

「見事な一本勝ち。良い面構えにしてる」

「これは重量級の投げじゃないぞ!」

「これぞ柔道」

といったコメントで溢れた。

 次戦、斉藤は準々決勝でアンディ・グラダ(キューバ)と対戦する。

構成●THE DIGEST編集部