【今日は何の日:8月2日】1928年、五輪で日本人初メダル。男子三段跳びで金、女子陸上800メートルで銀。100年余を経て、2024年にメダル通算を500超えた

AI要約

1928年、アムステルダム五輪で日本人初の金メダルを獲得した織田幹雄や、人見絹枝が初の五輪出場で銀メダルを獲得したこと、1990年にイラクがクウェートに侵攻し湾岸戦争が始まり、日本が130億ドルの資金支援を行ったこと、1854年に江戸幕府が日の丸を船籍として使用することを決定したこと、1897年に日本勧業銀行が開業し、長期の資金融資や地方公共団体への支援を行ったこと、2009年に国際水泳連盟副会長の古橋広之進氏が亡くなったこと。

【今日は何の日:8月2日】1928年、五輪で日本人初メダル。男子三段跳びで金、女子陸上800メートルで銀。100年余を経て、2024年にメダル通算を500超えた

1928(昭和3)年 アムステルダム五輪で、織田幹雄が三段跳び決勝で15メートル21を出して優勝し、日本人で初の金メダル。陸上女子800メートルでは、人見絹枝が2分17秒6で銀メダル。人見は日本女子で初の五輪出場で、初メダリスト。

1990(平成2)年 イラクがクウェートに軍事侵攻をして湾岸戦争が始まった。米国を中心とする多国籍軍に日本は総額130億ドルの資金支援を実行。しかし、欧米からは経済的な支援に限定した日本の「国際貢献」に批判が高まった。政府は一部野党の反対を押し切り、92年に国際平和協力法を成立させ、自衛隊の国連平和維持活動(PKO)参加に道を開いた。

1854年(旧暦:嘉永7年7月9日) 江戸幕府が日の丸を「日本国総船印」と決め、艫綱(ともづな)へ掲げるよう指示。幕末になり、日本でも幕府や各藩が大型船を建造するようになり、日本の船籍であることを明示する必要があった。

1897(明治30)年 日本勧業銀行(現みずほ銀行)が開業。農工業向け長期資金を低利で融資することを業務の柱に据えたが、その後、工業向けの日本興業銀行が設立されると、勧銀は地方公共団体向けに耕地・農道・水路整備、土地改良などの資金を供給。大正期にかけて市街地不動産金融にも進出した。宝くじ事業を受託し、みずほ銀行に引き継がれている。

2009(平成21)年 国際水泳連盟副会長の古橋広之進氏が死去。80歳。日本が参加できなかった戦後初のロンドン五輪(1948年)と同日程で開催した日本選手権で、五輪金メダリストを上回る記録をたたき出した。翌49年には全米選手権に出場し、400、800、1500で世界新を連発。米紙は「フジヤマのトビウオ」とたたえた。