これまで禁止の「表彰式での自撮り」…オリンピック限定モデルのスマホを全選手に配布し“撮影OK”に「広く開かれた大会」へ
パリオリンピックでのメダリストたちの表彰台での自撮りが話題を集めている。
サムスンのオリンピック限定モデルスマホを使用し、選手全員に配布されたことで、「表彰式での自撮り」が許可された。
卓球混合ダブルスの表彰台での韓国・北朝鮮選手の自撮りが特に印象的で、大会の広く開かれた精神を象徴している。
連日、熱戦が繰り広げられているパリオリンピック。戦いを終えた選手たちが様々な表情を見せるのが「表彰台」だ。
その表彰台で今注目されているのが…
実況「今、ナイジャ・ヒューストンが写真を撮りました」
東京オリンピックまでは見ることのなかった、メダリストが行うスマートフォンでの自撮りだ。
角田夏実(つのだ・なつみ)選手が金メダルを取った柔道女子48キロ級の表彰台でも…。
日本人が金・銀に輝いたスケートボード女子ストリートの表彰台でも…
自撮りに使われているのは大会スポンサーである『サムスン』の最新折りたたみスマホ、オリンピック限定モデルだ。
サムスンはこのスマホを今大会に出場する選手全員に配布し、国際オリンピック委員会と協議しこれまでは禁止されていた「表彰式での自撮り」が“このスマホでのみOK”となった。
これについてサムソンは公式HPで「大会のスローガンである『広く開かれた大会』の精神にのっとり、より個人的な思い出を作りだし、共有できるようお手伝いします」と説明している。
その『広く開かれた大会』を象徴するようなメダリストの自撮りの一つが、卓球混合ダブルスの表彰台での出来事だ。
銀メダルを獲得した北朝鮮ペアが、銅メダルの韓国人選手からの自撮りの呼びかけに応じ…
当初こわばっていた北朝鮮のリ選手の表情も、撮影時には穏やかになっているように見えた。
(「イット!」 7月31日放送より)