五輪で中国、北朝鮮、韓国が表彰台 3か国で自撮り「これぞオリンピック!」中国メディア喝采

AI要約

中国、北朝鮮、韓国の選手がパリ五輪で表彰台で自撮りを行い、国際交流を示す心温まる光景が話題となった。

3か国の選手が自撮りをする場面が中国で大きな話題となり、愛にあふれた交流を称賛された。

さらに、北朝鮮の選手のマイクのトラブルに対し中国選手が紳士的な行動を示すなど、国を超えた友情が見られた。

五輪で中国、北朝鮮、韓国が表彰台 3か国で自撮り「これぞオリンピック!」中国メディア喝采

 パリ五輪でメダルを獲得した中国、北朝鮮、韓国の選手が表彰台で見せた自撮りが「これぞオリンピック」として中国で話題となっている。卓球の混合ダブルスで快進撃を見せたのが、銀メダルに輝いた北朝鮮のリ・ジョンシクとキム・クムヨン組だ。世界ランキングがなかった謎のペアは、今大会の恒例となっている表彰式での自撮りに応じ、アジア3か国によるつかの間の国際交流に発展した。

 中国メディア「上観新聞」が「これぞオリンピック! 中国、北朝鮮、韓国の選手が自撮り。得がたい場面を記念に残す」という記事で伝えている。中国の王楚欽、孫頴莎ペアが北朝鮮ペアを下して優勝し、韓国ペアが銅メダルに輝いたことを紹介した上で「試合の後、孫頴莎が声をかけ、中国、北朝鮮、韓国の選手が共に自撮りで記念写真を撮った。なんとも心温まるシーンではないか!」と3か国ペアの交流を称えた。

 また「澎湃新聞」も「試合の後、金メダルの中国選手、銀メダルの北朝鮮選手、銅メダルの韓国選手が自撮りをした。3か国の選手たちの『愛にあふれる』交流はWEIBOの検索ランキング上位となった」と、この場面が中国で大きな話題を呼んでいると紹介。さらに「試合後の記者会見で、北朝鮮の女性選手のマイクの電源が入っていなかったのを見て、王楚欽が紳士ぶりを発揮し、彼女のマイクをチェックしていた」と、自国選手との交流を伝えている。