サッカー「双青戦」100年目 東大・京大の定期戦、京都で3日開催

AI要約

京都大と東京大の定期戦「双青戦」が開催される。両校のサッカー部が100周年を迎え、様々なイベントが企画されている。

双青戦は両校のスクールカラーにちなんで名付けられ、長い歴史を持つ。今回が第73回目の定期戦となる。

試合はスタンド無料開放となり、多くのファンが参加できる。関連イベントも充実しており、楽しい一日になりそうだ。

サッカー「双青戦」100年目 東大・京大の定期戦、京都で3日開催

 京都大と東京大の定期戦「双青戦(そうせいせん)」で、両校のサッカー部が3日、たけびしスタジアム京都(京都市右京区)で対戦する。両校が最初に対戦してから今回で100年目、2025年には京大が創部100周年を迎えるとあって、京大の現役、OBらを中心に試合を盛り上げようと各種イベントが企画されている。

 双青戦は両校のスクールカラーから名付けられた定期戦の愛称で、サッカーは京大がダークブルー、東大はライトブルーの第1ユニホームを着用する。初の双青戦は1925年4月に京大農学部グラウンドであり、京大が2―1で勝利した。同年10月には東京高師(現筑波大)のグラウンドで第2戦があり、1―1で引き分けた。この後、長い中断期間を経て49年に再開。これを第1回の定期戦として、新型コロナウイルス禍による中止などを経て、今回が第73回となる。

 試合は午後2時キックオフでスタンド無料開放。同スタジアム役員室では午前10時~午後1時に小中高生の保護者を対象とした両校現役部員による相談会などのイベントがあり、キッチンカーも出店予定。隣接の補助競技場(東寺ハウジングフィールド西京極)では早朝から京大―東大の女子の試合、女子中高生を招いての交流試合や進路相談などの「なでしこフェスティバル」があり、午前11時15分から小学生男女対象の「『東大式』ゴールキーパークリニック」(参加費500円)が実施される。問い合わせは関西学生サッカー連盟広報委員長の荒木さん(070・5678・3367)。【矢倉健次】