7年ぶり出場の中京大中京、甲子園誕生100周年に大会100試合目のWメモリアル!【2024甲子園豆知識】

AI要約

2024年度の夏の甲子園、第106回全国高校野球選手権大会が開幕する。今年は阪神甲子園球場誕生から100周年のメモリアルな年でもあり、歴史ある高校が出場していることが注目される。

中京大中京は夏7回、春4回優勝を果たした名門で、今大会に7年ぶりに出場。通算99試合の記録を持ち、100試合目となる初戦に臨む。

中京大中京は28回出場し、78勝を挙げた強豪校であり、最多優勝回数と最多勝利数を誇る。今大会の抽選が楽しみであり、メモリアルゲームの相手も注目されている。

7年ぶり出場の中京大中京、甲子園誕生100周年に大会100試合目のWメモリアル!【2024甲子園豆知識】

 2024年度の「夏の甲子園」、第106回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)が7日に開幕する。今年は阪神甲子園球場誕生から100周年のメモリアルな年でもあるが、そんな大会ムードを盛り上げるような歴史ある高校が今大会に出場しているのはうれしい。

 激戦区である愛知県を勝ち抜いた中京大中京は、7年ぶりに出場を果たした。甲子園では夏7回、春4回優勝を果たした、いわずとしれた名門。これまでも甲子園で「主役」を演じてきた。夏の優勝7回は、歴代トップの成績を誇る。

 夏の出場回数は今年で29度目。こちらは歴代ランキングでは天理(奈良)と並んで7位タイではあるが、4位タイとなる30度目出場を果たす早稲田実業に次いで、今大会出場校のなかでは2番目に多い。長い歴史を重ねてきた証だ。

 もうひとつ、誇れる数字だと思うことがある。中京大中京がこれまで夏の大会で戦ってきた試合数は通算99試合。今夏、甲子園で迎える初戦が、大会通算でちょうど100試合目となる。この試合数も、歴代トップを誇っている。

 甲子園で多くの試合を行うということは、それだけ勝利していることを意味する。負ければ甲子園を去ることになる選手権大会では、出場するだけでは試合数はそれほど増えない。

 夏の大会、最多出場回数を誇る北海(北海道)は出場40回で23勝して63試合。試合数の歴代2番目は龍谷大平安の92試合だが、勝利数は61。出場28回で78勝(21敗)を重ねてきた中京大中京が、やはり「最強」だと言わざるを得ない。最多優勝回数と最多勝利数を誇るチームだから、当然といえば当然だろうが、そのレジェンドが、甲子園100周年の今年、通算100試合目を迎えるのも、何かの縁を感じる。

 抽選は4日に予定されている。記念すべきメモリアルゲームの対戦相手はどこになるのか。もし、30度目出場の早稲田実業が相手となれば、盛り上がるのは必至。また、違った意味で抽選が楽しみになる。