競泳 現役高校生の村佐達也(17)“100年の歴史を塗り替えた男”は幼少期 水が苦手だった?【パリ五輪】

AI要約

17歳の中京大中京高校の村佐選手がパリオリンピック™ 競泳男子800mリレーに出場し、夢を叶える。

現役高校生としてチーム最年少で代表入りを果たした村佐選手の偉業に注目。

100年の歴史を持つ中京大中京が初めて夏のオリンピック選手を輩出した背景とは。

競泳 現役高校生の村佐達也(17)“100年の歴史を塗り替えた男”は幼少期 水が苦手だった?【パリ五輪】

パリオリンピック™ 競泳男子800mリレーに出場した、中京大中京高校の村佐達也(むらさたつや)選手 17歳。チーム最年少の17歳で代表入りを決めた現役高校生です。

(村佐達也選手 17歳)

「(五輪を)ずっと目標にしていたというか小さい頃からの夢で、こんなに早く出られると思っていなかったが、すごくうれしかった」

村佐選手の異名は“100年の歴史を塗り替えた男”!

その理由は…

(中京大中京高校 水泳部 竹内晴紀監督)

「今まで夏のオリンピアンは現役ではいない。この100年の中で誰もいない。教えている中で一人でも出ればいいなと思ってはいたんですけど、出ちゃいましたね」

冬のバンクーバーオリンピックで銀メダルを獲得した、フィギュアスケートの浅田真央さん、ドラゴンズの髙橋宏斗投手を始め、数々の有名アスリートを輩出する中京大中京が創立して101年。

初めて夏のオリンピック選手が誕生しました。村佐選手が水泳を始めたのは2歳のころ。実はとってもかわいらしいエピソードが!

■「痛いからいやだ…」

(村佐選手の母親 知与さん)

「どうしても水に入ると鼻に水が入るので、痛いからいやだと。年数を重ねるごとに水に顔をつけられるようになってきて、じゃあもう一回やってみる?という話から今日につながっている」

水に顔をつけられなかった村佐選手が、100年の歴史を塗り変え世界の舞台へ。

(村佐選手)

「自分が一番若いという立場なので、その若さでチームを盛り上げて、金メダルを目指して頑張ります」

村佐選手が出場した800mリレーは31日に行われ、日本は7分7秒48のタイムで7位でした。