3年ぶり6度目 夏の甲子園へ 宮崎商 選手・監督に聞く

AI要約

宮崎県大会で優勝した宮崎商業校の橋口光朗監督と谷口真キャプテン、上山純平選手、甲斐夢都選手、中村奈一輝選手がMRTテレビのインタビューに登場。熱戦の試合展開や甲子園出場への思いを語った。

宮崎商業は準々決勝から県大会での逆転劇を演じ、富島との決勝戦でも熱戦を繰り広げた。リリーフ中村奈一輝選手の勇猛な投球が勝利をもたらすなど、選手たちの奮闘が光った。

橋口監督も厳しい戦いだったと振り返り、甲子園出場の経験のある強豪高校たちとの対戦を通じて、チームの成長を感じた様子。

3年ぶり6度目 夏の甲子園へ 宮崎商 選手・監督に聞く

今年の夏の高校野球宮崎県大会で優勝した、宮崎商業の橋口光朗監督と谷口 真キャプテン。そして、3年生の上山純平選手、甲斐夢都選手、中村奈一輝選手にMRTテレビ「Check!」のスタジオにきていただき、今大会を振り返りながら、甲子園への思いなど、たっぷりと話を伺いました。

(聞き手:川野武文アナウンサー 加藤沙知アナウンサー 廣末圭治記者)

■宮崎商 県大会の熱戦

まずは、宮崎商業の本大会の熱戦を振り返ります。

第3シードの宮崎商業は準々決勝で、ノーシードから勝ち上がった宮崎日大と対戦。

この試合、先発でマウンドに上がったのは神山純平選手。2回から7回までいずれも打者3人で抑える好投を見せました。

続く準決勝は、日南学園とのシード校同士の対戦。投打がかみ合った宮崎商業が4対1で勝利し、決勝戦へ駒を進めます。

そして、迎えた決勝は、富島との県立高校対決に。

激戦は、甲斐夢都選手のレフトスタンドに飛び込むツーランホームランから幕開けしました。

試合は、宮崎商業が得点するもその裏、富島がすぐに追いつく一進一退の攻防に。

同点に追いつかれた5回、宮崎商業はワンアウト、ランナー1塁・3塁のピンチを迎えます。

ここでリリーフとしてマウンドに立ったのは、背番号6を背負う中村奈一輝選手。気迫の投球で切り抜けました。

そして両チーム一歩も譲らず、同点で迎えた9回。

得点のチャンスで打席にはキャプテン谷口真選手。犠牲フライで貴重な1点を挙げます。

猛追をみせた富島でしたが、宮崎商業が大熱戦を制し、優勝。3年ぶり6回目の甲子園出場を決めました。

■熱戦を振り返り 橋口監督は

(川野武文アナウンサー:以下、川野AN)

まさにしびれる試合展開でした。決勝だけではなくて、今大会、全てが楽に勝たせてもらえない試合だったと思うのですが、橋口監督、振り返っていかがですか。

(宮崎商 橋口光朗監督)

そうですね。うちは今回シードでしたので5試合戦いましたが、甲子園出場の経験のある高校ばかりとの対戦でしたので、厳しい戦いでした。