伊藤洋輝は絶対に復帰を急いではならない 中足骨の骨折は繰り返すと厄介だと独紙も警告「ゼルケの一件を例に警戒すべき」
今夏にシュツットガルトからバイエルンへ移籍した日本代表DF伊藤洋輝が、トレーニングマッチで右足の中足骨を骨折する怪我を負ってしまった。
独『Bild』は、ケルンからハンブルガーSVに移籍したドイツ人FWダヴィー・ゼルケの事例を挙げ、怪我を急いで治すべきでないと警告している。
ゼルケは同じ骨折をしたが早く復帰したものの、再度の骨折で長期離脱を余儀なくされたため、伊藤の怪我には慎重に対処すべきだと報じられている。
今夏にシュツットガルトからバイエルンへ移籍した日本代表DF伊藤洋輝は、先日のトレーニングマッチで右足の中足骨を骨折する怪我を負ってしまった。
一定期間離脱することになるが、絶対に復帰を急いではならないと警告を発するのは独『Bild』だ。
同メディアが例に挙げたのは、今夏にケルンからハンブルガーSVに移籍したドイツ人FWダヴィー・ゼルケだ。
29歳のゼルケは今年の1月に伊藤と同じ骨折を経験している。ただ、2ヶ月後には戦列に復帰。3月初旬からはゲームにも出場していた。
しかし、ゼルケの負傷は完全には癒えていなかったようだ。4月には同箇所に2度目の骨折を負ってしまい、再度離脱することになった。そのままゼルケは昨季の戦いを終えており、同メディアは伊藤が負った中足骨の骨折は厄介な負傷だと警告している。
「バイエルンも伊藤に関し、ゼルケの一件を例に警戒すべきだ」と同メディアは伝えており、この箇所の怪我に関しては時間をかけた方がよさそうだ。