【ヴィクトリーナ姫路】前キャプテン荒谷、浜松へ期限付き移籍
女子バレーボールSVリーグ・ヴィクトリーナ姫路の荒谷栞がブレス浜松に期限付き移籍することが発表された。
荒谷は過去の成績や移籍経緯を振り返りつつ、新たなチャレンジに向けて意気込みを語った。
さらに、森木かれんが逆に期限付き移籍でヴィクトリーナ姫路に入団しており、両チーム間での選手交流が行われている。
女子バレーボールSVリーグ・ヴィクトリーナ姫路は7月30日、ミドルブロッカーの荒谷栞(あらたに・しおり)が、ブレス浜松に期限付き移籍すると発表した。
移籍期間は8月1日から来年5月31日まで。
荒谷は東京都出身。25歳。
2018年に日本代表登録メンバーに選出された。
2020年にNECからヴィクトリーナ姫路に移籍し、レギュラーとして27試合に出場したが、翌21年の開幕試合で左ひざを負傷し、そのシーズンは出場なし。
翌22年にキャプテンに就任したものの出場できず、昨シーズンは8試合の出場にとどまったが、ことし6月のサマーリーグでは全試合に先発し、得意の速攻やブロックで貢献した。
期限付き移籍について荒谷は、
「SV.LEAGUEでの活躍を期待してくださった皆さんには少し驚かせてしまうご報告になってしまったと思います。たしかに、簡単に出した決断ではありません。でも、沢山考えて出したこの決断だからこそ、今は私を温かく迎え入れてくれたブレス浜松で自分のバレー人生をかけて頑張りたいという気持ちでいっぱいです!そして、そこで頑張ることがヴィクトリーナ姫路への貢献になると思っています」とコメントした。
一方、浜松からは7月1日に、セッターの森木かれんが期限付き移籍でヴィクトリーナ姫路に入団している。
森木の移籍期間も来年5月31日まで。
(浮田信明)